本問は、「基本知識」の「妊婦等」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ホルモンのバランスや体型の変化等により睡眠障害が生じている妊婦に対しては、 睡眠改善薬を適用することが一般的である。」ですが、誤った記述です。
「医薬品」の睡眠改善薬でも、定番の論点です。
手引きには…、
「妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、睡眠改善薬の適用対象ではない。」
「妊婦又は妊娠していると思われる女性には、睡眠改善薬の 使用は避ける」
…とあります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「胎盤には、胎児の血液と母体の血液とがうまく混ざり合う仕組み(血液-胎盤関門) がある」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
「血液-胎盤関門」ですが、「胎盤にある、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品においては、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関す る評価が確立している」ですが、誤った記述です。
ダメダメな選択肢です。
手引きには…、
「母体が医薬品を使用した場合に、血液-胎盤関門によって、どの程度医薬品の成分の胎児への移行が防御されるかは、未解明のことも多い。」
「一般用医薬品においても、多くの場合、妊婦が使用した場合における安全性に関する評価が困難であるため、」
「妊婦の使用については「相談すること」としているものが多い」
…とあります。
「適正使用」の「相談すること 妊婦等(妊婦又は妊娠していると思われる人)」も、思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ビタミンA含有製剤のように、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取する と胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされているものがある」ですが、正しい記述です。
「ビタミンA」の正しい記述です。
「医薬品」の「ビタミンA」や、数字の「医薬品の数字10」、「適正使用」の「相談すること 妊婦等(妊婦又は妊娠していると思われる人)」も、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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