6問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「不適正な使用と有害事象」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

6問‐不適正な使用と有害事象

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品は、その目的とする効果に対して副作用が生じる危険性が最小限となるよう、 使用する量や使い方が定められている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の不適正な使用には、使用する人の誤解や認識不足に起因するものと医薬品 を本来の目的以外の意図で使用するものがある」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「人体に直接使用されない医薬品は、有害事象につながるおそれはない」ですが、誤った記述です。

 「人体に直接使用されない医薬品」ですが、たとえば、殺虫剤などがありますが、使い方を間違えれば、有害事象につながるのは、自明です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「一般用医薬品については、定められた用量を意図的に超えて服用した場合でも、一 般に安全性が高いため、過量摂取による急性中毒等が生じる危険性は低い」ですが、誤った記述です。

 ぜんぜんダメな選択肢です。

 一般用医薬品ですが、作用が穏やかなものとはいえ、安全性が高いと、一概に言えません。

 また、一般用医薬品も、適切な用法用量を守らないと、中毒等が発生します。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:医薬品の副作用

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:不適正な使用と有害事象

 7問:医薬品の相互作用

 8問:医薬品と食品との飲み合わせ

 9問:小児等

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果

 14問:医薬品の品質

 15問:セルフメディケーション

 16問:医薬品選択と受診勧奨

 17問:販売時のコミュニケーション

 18問:薬害及び医薬品の副作用

 19問:スモン及びスモン訴訟

 20問:HIV訴訟

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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