10問‐奈良県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

10問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」 としている。」ですが、正しい記述です。

 憶え方あります。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」を参考をば。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「高齢者は、一般に生理機能が衰えつつあり、特に肝臓や腎臓の機能が低下している ため、医薬品の作用が弱くなりやすい」ですが、誤った記述です。

 ずっこける選択肢です。

 間違っているのは、「医薬品の作用が弱くなりやすい」のところです。

 正しくは、「医薬品の作用が強く現れやすい」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「基礎体力や生理機能の衰えの度合いは、個人差が大きく、年齢のみから一概にどの 程度副作用を生じるリスクが増大しているかを判断することは難しい」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多いが、一般用医薬品の使用によ って基礎疾患の症状が悪化することはない」ですが、誤った記述です。

 これも、ずっこけます。

 「適正使用」の「相談すること」の「高齢者」を、思い出してください。

 参考:相談すること 高齢者

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:医薬品の副作用

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:不適正な使用と有害事象

 7問:医薬品の相互作用

 8問:医薬品と食品との飲み合わせ

 9問:小児等

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果

 14問:医薬品の品質

 15問:セルフメディケーション

 16問:医薬品選択と受診勧奨

 17問:販売時のコミュニケーション

 18問:薬害及び医薬品の副作用

 19問:スモン及びスモン訴訟

 20問:HIV訴訟

令和3年度 奈良県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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