本問は、「基本知識」の「スモン及びスモン訴訟」についての出題です。選択肢の1つが突拍子のない出題ですが、それ以外は、基礎・基本的なものです。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
スモン訴訟の基礎問題です。
ド定番論点なので、「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」を、一読してください。
選択肢aの「スモンの原因となったキノホルム製剤は、米国では1960年になって、アメーバ 赤痢に使用が限定された。」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「キノホルム製剤は、1924年から整腸剤として販売されていたが、1958年頃から消 化器症状を伴う特異な神経症状が報告されるようになり、」
「米国では1960年にアメーバ赤痢に使用が制限された。」
…とあります。
あまり出ないところですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「スモンは、その症状として、初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生 じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「製薬企業だけでなく、国も被告として提訴された」ですが、正しい記述です。
「スモン訴訟」の被告は、「国及び製薬企業」です。
「薬害訴訟(CJD訴訟,HIV訴訟,スモン訴訟,サリドマイド訴訟)の共通事項+まとめ」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施術 費及び医療費の自己負担分の公費負担、世帯厚生資金貸付による生活資金の貸付、重 症患者に対する介護事業が講じられている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
制度創設は、実によく出るので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
正しいものの組み合わせを探せば、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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