令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「消化器系1」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「消化管は、口腔 から肛 門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。」ですが、正しい記述です。
「消化管」の正しい記述です。
憶え方あります。「消化管‐登録販売者の語呂合わせ 」を参考にしてください。
また、数字の「全長約9m」も、チェックしておきましょう。
「人体の数字1」を、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「消化管には、胃、小腸、大腸、胆嚢 が含まれる。 」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「胆嚢」のところです。
胆嚢は、消化管に含まれません。
「消化管」ですが、先のリンクページでも述べているように、「口腔 、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、肛 門」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「消化液に含まれる消化酵素の作用によって、飲食物を分解することを機械的消化と いう。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「消化酵素の作用」ウンヌンは、「化学的消化」のことです。
選択肢の「機械的消化」とは、「咀 嚼(食物を噛み、口腔内で 粉砕すること)や消化管の運動による」です。
当該化学的消化・機械的消化は、他県でも、しばしば出るようになったので、押さえておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「膵液は、脂質を分解する アミラーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる」ですが、誤った記述です。
膵液で「脂質を分解する」のは、「リパーゼ」です。
選択肢の言う「アミラーゼ」は、「デンプンを分解」です。
人体のカタカナ語句については、「トリプシノーゲン・アミラーゼ・リパーゼ(膵臓)」も、一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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