令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「全身的に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一 種であるが、発症後の病態の進行は比較的緩やかである。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「発症後の病態の進行は比較的緩やかである。」のところです。
正しくは、「一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸 困難等を生じ、死に至ることがある」です。
定番論点です。テキストを確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「皮膚粘膜眼症候群は、発症する可能性のある医薬品は限られるため、発症の予測は 容易である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「発症する可能性のある医薬品は限られるため、発症の予測は 容易である」のところです。
正しくは、「発症の可能性がある医薬品の種類も多いため、発症の予測は極めて困難で ある」です。
基本論点です。できないとダメです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「中毒性表皮壊死融解症の症例の多くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる。」ですが、正しい記述です。
あまり出たことのない記述です。
そのまんまですが、手引きには…、
「皮膚粘膜眼症候群と関連のある病態と考えられており、中毒性表皮壊死融解症の症例の多 くが皮膚粘膜眼症候群の進展型とみられる」
…とあります。
副作用は、そのすべてが出るので、遺漏なくテキストを精読しましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「 偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われ ることによって生じる病態である。」ですが、誤った記述です。
ド定番論点です。
間違っているのは、「体内にカリウムと水が貯留し、体からナトリウムが失われ ることによって生じる病態」のところです。
正しくは、「塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態」です。
間違えた人は、100回テキストを読んでください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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