令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「呼吸器系に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が 炎症を起こしたものである。」ですが、正しい記述です。
「間質性肺炎」の正しい記述です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、ふつうの「肺炎」は、「気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたもの」です。
ふつうの「肺炎」も、ときどき出るので、チェックしておきましょう。
選択肢bの「間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多い」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「使用開始から1~2時間程度」のところです。
正しくは、「使用開始から1~2週間程度」です。
数字は、常に狙われています。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。」ですが、正しい記述です。
その通りの記述です。
「肺線維症」は、間質性肺炎で時々出るキーワードです。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「喘息は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消 失しても症状は寛解しない。」ですが、誤った記述です。
配偶者の考えのように、ぜんぶ違っています。
正しくは、「合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛 解する」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
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