本問は、「人体」の「全身的に現れる医薬品の副作用」についての問題です。選択肢dがそこそこの難易度です。新手の出題なので、要チェックです。これ以外は、基礎基本レベルで問題ないです。得点はできますが、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ショック(アナフィラキシー)は、発症後の進行が非常に速やかな(通常、 2時間以内に急変する。)ことが特徴である。」ですが、正しい記述です。
「ショック(アナフィラキシー)」の正しい記述です。
数字の「2時間以内」ともども、押えておきましょう。
参考:副作用の数字1
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝 毒性が原因の中毒性のものに限定される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「中毒性のものに限定される」のところです。
肝機能障害ですが、選択肢の言う中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別されます。
これも、なぜかよく出るので、「肝機能障害・・・中毒性とアレルギー性」は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「偽アルドステロン症は、体内にカリウムが貯留し、ナトリウムと水が失わ れることによって生じる病態である。」ですが、誤った記述です。
ド定番論点かつ、ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「体内にカリウムが貯留し、ナトリウムと水が失わ れる」のところです。
正しくは、「塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われる」です。
これを落とした人は、テキストを10回読みましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「ステロイド性抗炎症薬や抗癌 薬などの使用は、易感染性をもたらすこと がある」ですが、正しい記述です。
「病気等に対する抵抗力の低下等」からの出題です。
手引きには…、
「医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対する抵 抗力が弱くなって、」
「突然の高熱、悪寒、喉の痛み、口内炎、倦 怠感等の症状を呈することがある。」
「進行すると重症の細菌感染を繰り返し、致命的となることもある。ステロイド性抗炎症薬や抗癌薬などが、そのような易感染性をもたらすことが知られている」
…とあります。
副作用は、そのすべてが出るので、すべての記述を精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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