本問は、「人体」の「呼吸器系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「気道は上気道、下気道に分けられ、気管は上気道に含まれる器官である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「気管は上気道に含まれる器官である」のところです。
手引きには…、
「鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、」
「そのうち、咽頭・喉頭までの部分を上気道、」
「気管から 気管支、肺までの部分を下気道という。」
…とあります。
んなもんで、気管は、下気道に含まれます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
上気道・下気道・気道の定義と構成は、他県でもよくよく問われています。
憶えておいた方がいいでしょう。
「咽頭・喉頭、気管・気管支、肺」も、参考にしてください。
選択肢bの「喉頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は、線毛上皮で覆われている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「横隔膜や肋間筋によって、肺が拡張・収縮して呼吸運動が行われている」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、」
「横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。」
…とあります。
昔からよく出る記述なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「肺胞の壁を介して、二酸化炭素が血液中の赤血球に取り込まれる。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。中学生物のレベルです。
間違っているのは、「二酸化炭素」のところです。
正しくは、「酸素」です。
赤血球に取り込まれるのは、酸素です。
二酸化炭素は、肺胞気中に拡散されます。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする