令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「使用上の注意」についての問題です。定番論点の選択肢が多く、勉強した人なら大丈夫でしょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「ロペラミド塩酸塩は、乳製カゼインを由来としているため、「本剤又は本剤の成分、牛乳によ るアレルギー症状を起こしたことがある人」は服用しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ロペラミド塩酸塩」のところです。
正しくは、「タンニン酸アルブミン」です。
「食べ物アレルギー系(牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ 」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「プソイドエフェドリン塩酸塩を服用すると、尿の貯留・尿閉を生じるおそれがあるため、「前 立腺肥大による排尿困難の症状がある人」は服用しないこととされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「アルジオキサを服用すると、胃液の分泌が亢 進するため、「胃潰瘍の診断を受けた人」は服用 しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アルジオキサ」のところです。
正しくは、「カフェイン、無水カフェイン、 カフェインクエン酸塩等のカフ ェインを含む成分を主薬とする 眠気防止薬」です。
「アルジオキサ」が「使用しない」となるのは、「透析療法を受けている人」です。
理由は、「長期間服用した場合に、アルミニウム脳症及びア ルミニウム骨症を発症したとの報告があるため」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「アミノフィリン水和物は、乳児に神経過敏を起こすことがあるため、「授乳中の人は本剤を 服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている 」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
アミノフィリンとテオフィリンは、「適正使用」だけに出ます。
よって、よく狙われています。必ず押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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