令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「相談すること‐次の診断を受けた人」についての問題です。「相談すること」は、費用対効果がよくないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢1の「甲状腺疾患 ― ポビドンヨード」ですが、正しい記述です。
「ポビドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ 素等のヨウ素系殺菌消毒成分が配合さ れた口腔 咽喉薬、含嗽 薬」も同様です。
「医薬品」でも出る論点なので、これは解きたいですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「腎臓病 ― プソイドエフェドリン塩酸塩」ですが、正しい記述です。
「アスピリン、アスピリンアルミニウム、 エテンザミド、イブプロフェン、アセト アミノフェン、 グリチルリチン酸二カリウム、グリチル レチン酸、カンゾウ (1日用量がグリチルリチン酸として 40mg 以上、又はカンゾウとして1g以 上を含有する場合)、 スクラルファート、水酸化アルミニウム ゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、 ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサ イト、アルジオキサ等のアルミニウムを 含む成分が配合された胃腸薬、胃腸鎮痛 鎮痙 薬、 制酸成分を主体とする胃腸薬、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウ ム、硫酸マグネシウム等のマグネシウム を含む成分、硫酸ナトリウムが配合され た瀉 下薬 ピペラジンリン酸塩等のピペラジンを 含む成分、プソイドエフェドリン塩酸塩」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「糖尿病 ― グリチルリチン酸二カリウム」ですが、誤った記述です。
「糖尿病」で「相談すること」となるのは、「アドレナリン作動成分が配合された鼻 炎用点鼻薬、メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキ ノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩 酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のア ドレナリン作動成分、 マオウ」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「緑内障 ― ジフェンヒドラミン塩酸塩」ですが、正しい記述です。
「眼科用薬、 パパベリン塩酸塩、 抗コリン成分が配合された鼻炎用内服 薬、抗コリン成分が配合された鼻炎用点 鼻薬、 ペントキシベリンクエン酸塩、 スコポラミン臭化水素酸塩水和物、メチ ルオクタトロピン臭化物、イソプロパミ ドヨウ化物等の抗コリン成分、 ロートエキス、ジフェニドール塩酸塩 ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェ ニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミ ン成分」が、「緑内障」で「相談すること」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
正解:3
当該年度の過去問は、以上です。お疲れ様でした!!
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