116問‐福岡県 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「販売時の記載事項」についての問題です。細かい規定が問われているため、完答は難しいかもしれません。でもまあ、常識的にアプローチすれば、何とか、最終解答は出せると思います。テキストを精読しておきましょう。

116問‐記載事項

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 店舗販売業者が要指導医薬品又は第一類医薬品を販売し、又は授与した場合に、書面に記載しなければならないものを、問うています。

 書面記載事項をガチ暗記する必要はありません。常識的に、選択肢にアプローチしてみてください。

 まず、「1」の「品名」と「2」の「数量」ですが、何をいくつ売ったかは、常識的に、記録に値すると考えられます。

 次に、「3」の「販売、又は授与した医薬品の使用期限」ですが、「使用期限」は、法的に記載義務のないものであり、また、医薬品には、使用期限が決まってないもあり、よって、いうほど、記録するに値しないと考えられます。

 「4」の「情報提供を行った薬剤師の氏名」は、説明義務の責任の明確化のために、必要な事項と考えられます。

 「5」の「医薬品の購入者等が情報提供の内容を理解したことの確認の結果」ですが、情報提供をしたことの実質性の担保と言えます。

 このように考えていくと、「3」の「販売、又は授与した医薬品の使用期限」が記載義務なしと導けます。

 まあ、とりあえず、テキストを精読しておきましょう。

答え

 正解:3

 >>> 次の問題へ。

法規

 101問:薬機法穴埋・・・「やや難」。

 102問:医薬品定義・・・「ふつう」。

 103問:薬局・・・「ふつう」。

 104問:店舗販売業・・・「ふつう」。

 105問:配置販売業・・・「ふつう」。

 106問:化粧品効能効果・・・「ふつう」。

 107問:医薬部外品・・・「ふつう」。

 108問:薬局掲示事項・・・「ふつう」

 109問:生物由来製品・・・「難」。

 110問:毒薬劇薬・・・「ふつう」。

 111問:毒薬劇薬販売・・・「ふつう」。

 112問:保健機能食品等・・・「ふつう」。

 113問:濫用のおそれのある医薬品・・・「ふつう」。

 114問:販売広告・・・「ふつう」。

 115問:陳列方法・・・「ふつう」。

 116問:記載事項・・・「ふつう」。

 117問:遵守事項・・・「ふつう」。

 118問:広告方法・・・「ふつう」。

 119問:情報提供・・・「やや難」。

 120問:監督処分・・・「難」。

R1 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R1 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする