9問‐福岡県 R1年度（2019年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、プラセボ効果の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
9問‐プラセボ効果
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説：ア
選択肢アの「医薬品を使用したとき、薬理作用を生じさせる効果をプラセボ効果という。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「薬理作用を生じさせる効果」のところです。
正しくは、「薬理作用によらない作用」です。
プラセボ効果の定義は、選択肢のみならず、穴埋め問題でも出ます。
以下の定義…、
『医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをプラセボ効果（偽薬効果）という』
…を、キッチリ押えておきましょう。
特に、キーワードの「“結果的”」や「“偶発的”」、「“薬理作用によらない”」は、要暗記です。
選択肢の「ア」は、「誤」と相なります。
解説：イ
選択肢イの「プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、望ましいもののみである。」ですが、誤った記述です。
プラセボ効果には、「不都合なもの（副作用）」なものも、含まれます。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「イ」は、「誤」と相なります。
解説：ウ
選択肢ウの「プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが不確実である。」ですが、正しい記述です。
選択肢のいうとおりなので、「プラセボ効果」を狙って、薬を飲むのは不適当なのであります。
よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。
解説：エ
選択肢エの「プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待（暗示効果）や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化（自然緩解など）等が関与して生じると考えられている。」ですが、正しい記述です。
よく出るところです。
穴埋め問題には…、
「楽観的な結果への期待」
「暗示効果」
「生体反応」
「自然発生的な変化」
「自然緩解」
…などは、よく出ます。
本ページを「お気に入り」に入れておいて、何度も読み返して、憶えてしまいましょう。
よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。
答え
「ア」は「誤」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
正解：5
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
基本知識
1問：医薬品概論・・・「ふつう」。
2問：リスク評価・・・「ふつう」。
3問：医薬品副作用・・・「ふつう」。
4問：健康食品・・・「ふつう」。
5問：乳児小児・・・「ふつう」。
6問：相互作用・・・「ふつう」。
7問：妊娠女性・・・「ふつう」。
8問：高齢者・・・「ふつう」。
9問：プラセボ効果・・・「ふつう」。
10問：アレルギー・・・「ふつう」。
11問：医薬品品質・・・「ふつう」。
12問：不適切使用・・・「ふつう」。
13問：医薬品食品相互作用・・・「ふつう」。
14問：一般用医薬品役割・・・「ふつう」。
15問：コミュニケーション・・・「ふつう」。
16問：年齢区分・・・「ふつう」。
17問：サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問：スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問：ＨＩＶ訴訟・・・「ふつう」。
20問：ＣＪＤ訴訟・・・「ふつう」。
R1 福岡県 科目別
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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