本問は、スモン訴訟についての出題です。基礎知識では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を1つとして、落とさないようにしましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
キノホルム製剤は、1924年から(ア)として販売されていたが、1958年頃から(イ)を伴う特異な神経症状が報告されるようになり、日本では1970年9月に販売が停止された。1979年、スモン訴訟等の副作用事例を契機に、(ウ)が創設された。
各薬害訴訟は、ド頻出論点です。
ポイント等を「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ 」にまとめているので、一読願います。
まず、アですが、主語がキノホルム製剤です。
よって、ここには、「整腸剤」となります。
次に、イですが、スモンの症状が問われています。
ここには、「消化器症状」が入ります。
こんな語句まで覚えてられないでしょうが、スモンの症状に、膨満感や、激しい腹痛を伴う下痢があるので、ここから、判断できると思います。
最後のウですが、頻出論点の制度創設です。
スモン訴訟を受けて、「医薬品副作用被害救済制度」が創設されています。
よって、「医薬品副作用被害救済制度」となります。
ところで、ウの片方の「感染等被害救済制度」は、「HIV訴訟」や「CJD訴訟」を受けて、創設されています。
併せて、ガチ暗記です。
「ア」は「整腸剤」です。
「イ」は「消化器症状」です。
「ウ」は「医薬品副作用被害救済制度」です。
正解:2
1問:医薬品概論・・・「ふつう」。
2問:リスク評価・・・「ふつう」。
3問:医薬品副作用・・・「ふつう」。
4問:健康食品・・・「ふつう」。
5問:乳児小児・・・「ふつう」。
6問:相互作用・・・「ふつう」。
7問:妊娠女性・・・「ふつう」。
8問:高齢者・・・「ふつう」。
9問:プラセボ効果・・・「ふつう」。
10問:アレルギー・・・「ふつう」。
11問:医薬品品質・・・「ふつう」。
12問:不適切使用・・・「ふつう」。
13問:医薬品食品相互作用・・・「ふつう」。
14問:一般用医薬品役割・・・「ふつう」。
15問:コミュニケーション・・・「ふつう」。
16問:年齢区分・・・「ふつう」。
17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。
18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。
19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。
20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
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