18問‐福岡県 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、スモン訴訟についての出題です。基礎知識では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を1つとして、落とさないようにしましょう。

18問‐スモン訴訟

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

問題文

 キノホルム製剤は、1924年から(ア)として販売されていたが、1958年頃から(イ)を伴う特異な神経症状が報告されるようになり、日本では1970年9月に販売が停止された。1979年、スモン訴訟等の副作用事例を契機に、(ウ)が創設された。

解説

 各薬害訴訟は、ド頻出論点です。

 ポイント等を「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ 」にまとめているので、一読願います。

 まず、アですが、主語がキノホルム製剤です。

 よって、ここには、「整腸剤」となります。

 次に、イですが、スモンの症状が問われています。

 ここには、「消化器症状」が入ります。

 こんな語句まで覚えてられないでしょうが、スモンの症状に、膨満感や、激しい腹痛を伴う下痢があるので、ここから、判断できると思います。

 最後のウですが、頻出論点の制度創設です。

 スモン訴訟を受けて、「医薬品副作用被害救済制度」が創設されています。

 よって、「医薬品副作用被害救済制度」となります。

 ところで、ウの片方の「感染等被害救済制度」は、「HIV訴訟」や「CJD訴訟」を受けて、創設されています。

 併せて、ガチ暗記です。

答え

 「ア」は「整腸剤」です。

 「イ」は「消化器症状」です。

 「ウ」は「医薬品副作用被害救済制度」です。

 正解:2

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基本知識

 1問:医薬品概論・・・「ふつう」。

 2問:リスク評価・・・「ふつう」。

 3問:医薬品副作用・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:乳児小児・・・「ふつう」。

 6問:相互作用・・・「ふつう」。

 7問:妊娠女性・・・「ふつう」。

 8問:高齢者・・・「ふつう」。

 9問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 10問:アレルギー・・・「ふつう」。

 11問:医薬品品質・・・「ふつう」。

 12問:不適切使用・・・「ふつう」。

 13問:医薬品食品相互作用・・・「ふつう」。

 14問:一般用医薬品役割・・・「ふつう」。

 15問:コミュニケーション・・・「ふつう」。

 16問:年齢区分・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

R1 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R1 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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