12問‐福岡県 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、高齢者についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

12問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:1

 1の「医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。」ですが、正しい記述です。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方‐登録販売者」を一読願います。

 こうした次第で、選択肢の「1」は、「正」と相なります。

解説:2

 2の「高齢者は基礎体力や生理機能の衰えの度合いに個人差が大きく、年齢のみから一概にどの程度副作用を生じるリスクが増大しているかを判断することは難しい。」ですが、そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 こうした次第で、選択肢の「2」は、「正」と相なります。

解説:3

 3の「高齢者は、若年時と比べて、肝臓や腎臓の機能が低下しているため、医薬品の作用が現れにくく、副作用を生じるリスクが低下する。」ですが、完全に誤りの記述です。

 間違っているのは、「リスクが低下する」のところです。

 正しくは、「リスクが高まる」です。

 こうした次第で、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。

解説:4

 4の「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状が悪化したり、治療の妨げとなる場合がある。」ですが、正しい記述です。

 難しく考えず、常識的に判断してください。

 こうした次第で、選択肢の「4」は、「正」と相なります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「誤っているもの」は、「3」となります。

 正解:3

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基本知識

 1問:医薬品概論・・・「ふつう」。

 2問:リスク評価・・・「ふつう」。

 3問:健康食品・医薬品の安全性・・・「ふつう」。

 4問:食品・・・「ふつう」。

 5問:副作用・・・「ふつう」。

 6問:免疫反応・アレルギー・・・「ふつう」。

 7問:アレルギー・・・「ふつう」。

 8問:アルコールとの相互作用・・・「ふつう」。

 9問:食品との相互作用・・・「ふつう」。

 10問:小児・・・「ふつう」。

 11問:小児と医薬品・・・「ふつう」。

 12問:高齢者・・・「ふつう」。

 13問:妊婦等・・・「ふつう」。

 14問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 16問:コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

H30 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H30 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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