登録販売者 広島県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第16問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬」の問題です。 生薬の選択肢が1つありますが、最終解答には影響しません。残る選択肢は、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

広島県 午後第16問‐胃腸鎮痛鎮痙薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「高齢者では排尿困難や緑内障を基礎疾患として有することが多いため、胃痛を鎮める目的 などでメチルベナクチジウム臭化物が配合されている場合、使用の適否を十分考慮する必要 がある。」ですが、正しい記述です。

 「メチルベナクチジウム臭化物」は、「抗コリン成分」ですね。

 手引きには…、

 「高齢者では、排尿困難や緑内障の基礎疾患を持つ場合が多く、また、 一般的に口渇や便秘の副作用が現れやすいので、使用する前にその適否を十分考慮し、使用 する場合にはそれらの初期症状等に常に留意する等、慎重な使用がなされることが重要であ る。」

 …とあります。

 上述の禁忌は、抗コリン成分に共通するものです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「胃腸の痙攣 を鎮めるパパベリン塩酸塩が配合されている場合、抗コリン成分と異なり自律 神経系を介した作用ではないため、緑内障の診断を受けた人でも問題なく使用できる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「緑内障の診断を受けた人でも問題なく使用できる。」のところです。

 「パパベリン塩酸塩」ですが、手引きには…、

 「抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではないが、眼圧を上昇させる作用を示す ことが知られている。緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがあり、使用 する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談が なされるべきである。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「原因不明の痛みが30分以上続く腹痛の場合、基本的に医療機関を受診するなどの対応が必 要であるが、医師の診療を受けるまでに一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することで、 痛みの発生部位が明確となり、原因の特定が容易になる。」ですが、誤った記述です。

 一読してダメですね。

 間違っているのは、「医師の診療を受けるまでに一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することで、 痛みの発生部位が明確となり、原因の特定が容易になる」のところです。

 手引きには…、

 「その際、医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品が 使用されると、痛みの発生部位が不明確となり、原因の特定を困難にすることがあるので、原 因不明の腹痛に安易に胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することは好ましくない。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用と なる症状ではない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙 けい 薬の適 用となる症状でない。」

 「下痢を伴わずに腹部に痛みを生じる病気としては、上記のような胃腸以 外の臓器に起因するもののほか、腸閉塞、アニサキス症などがある。」

 「 小児では、内臓に異常がないにもかかわらず、へその周りに激しい痛み(ときに吐きけを伴 う)が繰り返し現れることがあり(反復性臍 疝 痛)、精神的なストレスによる自律神経系の乱れ が主な原因と考えられている。数時間以内に自然寛解する場合が多いが、長時間頻回に腹痛を 訴えるような場合には、医療機関に連れて行くなどの対応が必要である。」

 …とあります。

 下痢以外のところも、出るはずです。

 不安な人は、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 午後1問:かぜ薬

 午後2問:かぜ薬の配合成分

 午後3問:かぜ薬の受診勧奨

 午後4問:解熱鎮痛薬

 午後5問:漢方処方製剤(鎮痛)

 午後6問:眠気防止薬

 午後7問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 午後8問:鎮咳去痰薬

 午後9問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)

 午後10問:漢方処方製剤(鎮咳去痰)

 午後11問:制酸薬、健胃薬、消化薬

 午後12問:漢方処方製剤(胃:六君子湯)

 午後13問:腸の不調

 午後14問:腸に作用する薬の成分

 午後15問:漢方処方製剤(腸)

 午後16問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 午後17問:浣腸薬

 午後18問:生薬(強心薬)

 午後19問:高コレステロール改善薬

 午後20問:貧血症状及び貧血用薬

 午後21問:外用痔疾用薬

 午後22問:内用痔疾用薬

 午後23問:婦人薬の適用対象

 午後24問:漢方処方製剤(婦人薬)

 午後25問:アレルギー

 午後26問:内服アレルギー用薬

 午後27問:眼科用薬

 午後28問:眼科用薬の配合成分

 午後29問:皮膚に用いられる殺菌消毒薬

 午後30問:外皮用薬

 午後31問:毛髪用薬

 午後32問:口内炎用薬

 午後33問:喫煙習慣とニコチン

 午後34問:滋養強壮保健薬

 午後35問:漢方処方製剤

 午後36問:生薬成分

 午後37問:消毒薬

 午後38問:衛生害虫、殺虫剤・忌避剤

 午後39問:尿糖・尿タンパク検査

 午後40問:妊娠検査薬

令和7年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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