本問は、「医薬品」の「胃腸鎮痛鎮痙薬」の問題です。 生薬の選択肢が1つありますが、最終解答には影響しません。残る選択肢は、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「高齢者では排尿困難や緑内障を基礎疾患として有することが多いため、胃痛を鎮める目的 などでメチルベナクチジウム臭化物が配合されている場合、使用の適否を十分考慮する必要 がある。」ですが、正しい記述です。
「メチルベナクチジウム臭化物」は、「抗コリン成分」ですね。
手引きには…、
「高齢者では、排尿困難や緑内障の基礎疾患を持つ場合が多く、また、 一般的に口渇や便秘の副作用が現れやすいので、使用する前にその適否を十分考慮し、使用 する場合にはそれらの初期症状等に常に留意する等、慎重な使用がなされることが重要であ る。」
…とあります。
上述の禁忌は、抗コリン成分に共通するものです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「胃腸の痙攣 を鎮めるパパベリン塩酸塩が配合されている場合、抗コリン成分と異なり自律 神経系を介した作用ではないため、緑内障の診断を受けた人でも問題なく使用できる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「緑内障の診断を受けた人でも問題なく使用できる。」のところです。
「パパベリン塩酸塩」ですが、手引きには…、
「抗コリン成分と異なり自律神経系を介した作用ではないが、眼圧を上昇させる作用を示す ことが知られている。緑内障の診断を受けた人では、症状の悪化を招くおそれがあり、使用 する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談が なされるべきである。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「原因不明の痛みが30分以上続く腹痛の場合、基本的に医療機関を受診するなどの対応が必 要であるが、医師の診療を受けるまでに一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することで、 痛みの発生部位が明確となり、原因の特定が容易になる。」ですが、誤った記述です。
一読してダメですね。
間違っているのは、「医師の診療を受けるまでに一般用医薬品の胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することで、 痛みの発生部位が明確となり、原因の特定が容易になる」のところです。
手引きには…、
「その際、医師の診療を受けるまでの当座の対処として一般用医薬品が 使用されると、痛みの発生部位が不明確となり、原因の特定を困難にすることがあるので、原 因不明の腹痛に安易に胃腸鎮痛鎮痙 薬を使用することは好ましくない。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙薬の適用と なる症状ではない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「下痢に伴う腹痛については、基本的に下痢への対処が優先され、胃腸鎮痛鎮痙 けい 薬の適 用となる症状でない。」
「下痢を伴わずに腹部に痛みを生じる病気としては、上記のような胃腸以 外の臓器に起因するもののほか、腸閉塞、アニサキス症などがある。」
「 小児では、内臓に異常がないにもかかわらず、へその周りに激しい痛み(ときに吐きけを伴 う)が繰り返し現れることがあり(反復性臍 疝 痛)、精神的なストレスによる自律神経系の乱れ が主な原因と考えられている。数時間以内に自然寛解する場合が多いが、長時間頻回に腹痛を 訴えるような場合には、医療機関に連れて行くなどの対応が必要である。」
…とあります。
下痢以外のところも、出るはずです。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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