午前第13問‐岐阜県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「妊婦等」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
午前第13問‐妊婦等
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「妊婦が一般用医薬品を使用しようとする場合は、一般用医薬品による対処が適当かどうか 慎重に考慮するべきである。」ですが、正しい記述です。
「適正使用」の「使用しない 女性系」や「相談すること 妊婦等（妊婦又は妊娠していると思われる人）」の論点を思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「一般用医薬品であれば、配合成分やその用量によらず、流産や早産を誘発するおそれはな い。」ですが、誤った記述です。
たとえば、瀉下成分の「センノシド」などは、「流産や早産を誘発するおそれがある」ため、「使用を避ける」となっています。
参考：使用しない 女性系
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「通常の医薬品の使用の範囲であれば、吸収された医薬品の一部がどのように乳汁中に移行 し、どのような悪影響があるかすべて解明されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「すべて解明されている」のところです。
手引きには、「通常の使用の範囲では具体的な悪影響は判明していないものもある」と記載されています。
まあ、本問には、「すべて」という大きな語句があるので、この点でも、おかしいなーと判断できるかと思います。
参考：「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「ビタミンＣ含有製剤は、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先 天異常を起こす危険性が高まるとされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ビタミンＣ」のところです。
正しくは、「ビタミンＡ」です。
摂り過ぎで、胎児の先天異常のリスクがあるのは、「ビタミンA」の方です。
「医薬品」でもよく出る論点なので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和4年度 岐阜県 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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