登録販売者 秋田県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午前第50問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度(2024年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「外皮用薬の配合成分の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

秋田県 午前第50問‐外皮用薬の配合成分の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「インドメタシン の副作用として 、適用部位の皮膚に、ヒリヒリ感、熱感、乾燥感が 現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 「インドメタシン」の正しい記述です。

 当該インドメタシンですが、喘息などの副作用ばかりに目が行きがちですが、選択肢にある「ヒリヒリ感、熱感、乾燥感」を見落としがちです。

 副作用は、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後当分の間は、塗 布部が紫外線に当たるのを避ける必要がある」ですが、正しい記述です。

 「ケトプロフェン」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「まれに重篤な副作用として、アナフィラキシー、接触皮膚炎、光線過敏症を生じるこ とがある。」

 「紫外線により、使用中又は使用後しばらくしてから重篤な光線過敏症が現れ ることがあるため、」

 「ケトプロフェンが配合された外皮用薬を使用している間及び使用後 も当分の間は、天候にかかわらず、戸外活動を避けるとともに、日常の外出時も塗布部 を衣服、サポーター等で覆い、紫外線に当たるのを避ける必要がある。」

 「ただし、ラップ フィルム等の通気性の悪いもので覆うことは適当でない」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「ピロキシカム の副作用として 、腫れ、かぶれ、水疱、落屑(皮膚片の細かい脱落) が現れることがある」ですが、正しい記述です。

 「ピロキシカム」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「今のところ重篤なものは知られていないが、光線過敏症の副作用を生 じることがあり、野外活動が多い人では、他の抗炎症成分が配合された製品を選択する ことが望ましい。」

 「このほか、副作用として腫れ、かぶれ、水疱 、落屑 (皮膚片の細かい脱 落)などが現れることがある。」

 …とあります。

 副作用は、念入りにチェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「フェルビナクは、アスピリン喘息を起こしたことがある人では、使用を避ける必要 がある」ですが、正しい記述です。

 「フェルビナク」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「内服で用いられる解熱鎮痛成分と同様、喘 息の副作用を 引き起こす可能性があるため、喘 息を起こしたことがある人では、使用を避ける必要がある。」

 …とあります。

 当該喘息の副作用は、フェルビナクに限定されたものではないです。

 非ステロイド性抗炎症成分(インドメタシン、ケトプロフェン、 ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム)に共通しているので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜ薬

 22問:痛みが起こる仕組み

 23問:解熱鎮痛薬

 24問:漢方処方製剤(鎮痛)

 25問:眠気を促す薬

 26問:カフェイン

 27問:乗物酔い防止薬

 28問:鎮咳去痰薬

 29問:口腔咽喉薬及び含嗽薬

 30問:胃に作用する薬

 31問:止瀉薬

 32問:腸に作用する薬

 33問:駆虫薬

 34問:心臓に作用する生薬

 35問:心臓に作用する薬

 36問:高コレステロール改善薬

 37問:貧血

 38問:貧血用薬

 39問:鉄製剤

 40問:循環器用薬

 41問:外用痔疾用薬

 42問:泌尿器用薬

 43問:月経及び婦人薬

 44問:婦人薬の相互作用及び受診勧奨

 45問:内服アレルギー用薬

 46問:鼻炎用点鼻薬

 47問:眼科用薬

 48問:眼科用薬の配合成分

 49問:皮膚に用いる薬

 50問:外皮用薬の配合成分の副作用

 51問:外皮用薬の配合成分

 52問:歯痛・歯槽膿漏薬

 53問:口内炎及び口中に用いる薬

 54問:禁煙補助剤

 55問:ビタミン主薬製剤

 56問:滋養強壮保健薬

 57問:漢方の特徴・基本的な考え方

 58問:生薬成分

 59問:消毒薬

 60問:一般用検査薬

令和6年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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