登録販売者 秋田県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午前第32問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度(2024年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「腸に作用する薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

秋田県 午前第32問‐腸に作用する薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「一般用医薬品の使用中に原因が明確でない下痢や便秘を生じた場合は、安易に 止瀉薬や瀉下薬によって症状を抑えようとせず、その医薬品の使用を中止して、医師や薬 剤師などの専門家に相談するよう説明すべきである。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「受診勧奨」からもドンドコ出ているので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「過敏性腸症候群の便通障害のように下痢と便秘が繰り返し現れるものもあり、症状 が長引くような場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 長引く症状を、一般用医薬品で直そうとしてはいけないです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「下痢に発熱を伴う場合は、安易に 止瀉 薬を用いて症状を一時的に鎮めようとするの でなく、早期に医療機関を受診して原因の特定、治療をすべきである」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 下痢で熱が出るのは、ふつうに考えてまずいですね。「受診勧奨」のケースです。

 手引きには…、

 「下痢に発熱を伴う場合は、食中毒菌等による腸内感染症の可能性があり、また、虫垂炎や虚 血性大腸炎のような重大な疾患に起因する場合もある。」

 「便に血が混じっている場合は、赤痢 や腸管出血性大腸菌(O157等)、潰瘍性大腸炎、大腸癌 などによる腸管出血の可能性がある。」

 「粘液便が続いているような場合には、腸の炎症性疾患の可能性もある。」

 「いずれも、安易に止瀉 薬を用いて症状を一時的に鎮めようとするのでなく、早期に医療機関を受診して原因の特定、 治療がなされるべきである。」

 …とあります。

 よく出るようになったので、精読しておいてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「瀉 下薬が手放せなくなっているような慢性の便秘については、漫然と継続使用する よりも、医師の診療を受けるなどの対応が必要である」ですが、正しい記述です。

 選択肢の言う慢性の便秘も、「受診勧奨」のケースです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜ薬

 22問:痛みが起こる仕組み

 23問:解熱鎮痛薬

 24問:漢方処方製剤(鎮痛)

 25問:眠気を促す薬

 26問:カフェイン

 27問:乗物酔い防止薬

 28問:鎮咳去痰薬

 29問:口腔咽喉薬及び含嗽薬

 30問:胃に作用する薬

 31問:止瀉薬

 32問:腸に作用する薬

 33問:駆虫薬

 34問:心臓に作用する生薬

 35問:心臓に作用する薬

 36問:高コレステロール改善薬

 37問:貧血

 38問:貧血用薬

 39問:鉄製剤

 40問:循環器用薬

 41問:外用痔疾用薬

 42問:泌尿器用薬

 43問:月経及び婦人薬

 44問:婦人薬の相互作用及び受診勧奨

 45問:内服アレルギー用薬

 46問:鼻炎用点鼻薬

 47問:眼科用薬

 48問:眼科用薬の配合成分

 49問:皮膚に用いる薬

 50問:外皮用薬の配合成分の副作用

 51問:外皮用薬の配合成分

 52問:歯痛・歯槽膿漏薬

 53問:口内炎及び口中に用いる薬

 54問:禁煙補助剤

 55問:ビタミン主薬製剤

 56問:滋養強壮保健薬

 57問:漢方の特徴・基本的な考え方

 58問:生薬成分

 59問:消毒薬

 60問:一般用検査薬

令和6年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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