令和6年度(2024年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「駆虫薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用医薬品の駆虫薬が対象とする寄生虫は、回虫と蟯虫である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
一般用医薬品の対象は、回虫と蟯虫です。
「条虫(いわゆるサナダ虫など)や吸虫、鉤虫、旋毛虫、鞭虫」とかは、対象外です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「食事を摂って消化管内に内容物があるときに使用すると、消化管内容物の消化・吸 収に伴って、駆虫成分の吸収が高まることから、空腹時に使用することとされている ものが多い」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「パモ酸ピルビニウムは、水に溶けにくいため消化管からの吸収は少ないとされてい るが、ヒマシ油との併用は避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「パモ酸ピルビニウム」の正しい記述です。
あまり出ない記述が出てます。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ピぺラジンリン酸塩は、回虫 及び 蟯虫の運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排 便とともに排出させることを目的として用いられる」ですが、正しい記述です。
「ピペラジンリン酸塩」なので、「回虫 及び 蟯虫」で、そして、「運動筋を麻痺」で正しいです。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、当該成分ですが、そこそこ禁忌があります。
手引きには…、
「副作用として痙攣、倦怠感、眠気、食欲不振、下痢、便秘等が現れることがある。」
「痙攣の症状のある人、貧血、著しい栄養障害の診断を受けた人では、それらの症状の悪化を招くおそ れがあるため、」
「また、肝臓病、腎臓病の診断を受けた人では、吸収されて循環血液中に移行 したピペラジンが滞留して副作用を生じやすくなるおそれがあるため、」
「使用する前にその適 否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきで ある。」
…とあります。
副作用・禁忌は、ガチで出るので、テキストで確認しておきましょう。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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