登録販売者愛知県過去問＋解説令和6年度（2024年度）午後第23問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「リスク区分に応じた情報提供」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県午後第23問‐リスク区分に応じた情報提供

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

選択肢1

　選択肢１の「要指導医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させ、必要な薬学的知見に基づく指導を行わせなければならない。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「」のところです。

　登録販売者が扱えるのは、第2類と第3類の医薬品だけです。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

　選択肢２の「第１類医薬品を購入し、又は譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があり、薬剤師が、当該第１類医薬品が適正に使用されると認められると判断した場合であっても、情報を提供せずに販売又は授与することはできない。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「情報を提供せずに販売又は授与することはできない」のところです。

　第１類医薬品の情報提供ですが、手引きには…、

　「第一類医薬品を購入し、又は譲り受ける者から説明を要しない旨の意思の表明があり、薬剤師が、当該第一類医薬品が適正に使用されると認められると判断した場合には、適用しないこととされている」

　…とあります。

　条件さえ満たせば、第１類医薬品の情報提供をしなくて売れます。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

　選択肢３の「第２類医薬品を販売又は授与する場合には、医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させるよう努めなければならない。」ですが、正しい記述です。

　「第２類医薬品」の情報提供は、努力義務です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

　選択肢４の「第３類医薬品を購入した者から相談があった場合には、医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させることが望ましいが、特に法令上規定は設けられていない」ですが、誤った記述です。

　いい問題です。

　相談応需は、第１～第３の医薬品で、法律で義務となっています。

　「特に法令上規定は設けられていない」のは、第３類医薬品の情報提供です。

　整理して押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「1」は「誤」です。

　「2」は「誤」です。

　「3」は「正」です。

　「4」は「誤」です

答え

　「適切なもの」は、

　正解：3

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

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　・基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（午後第1～第20問）

　・薬事に関する法規と制度（午後第21～第40問）

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独学向け教材

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　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

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