本問は、「人体」の「全身に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起き る中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大 別される。」ですが、正しい記述です。
他県でも、当該「肝機能障害」の「中毒性・アレルギー性」の分類が問われています。
トレンドともいえるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「黄疸とは、ビリルビン(黄色色素)が胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態である。黄疸を発症すると、血液中のビリルビンが尿中に排出されなくなることにより、尿の色が薄くなる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「尿の色が薄くなる」のところです。
正しくは、「尿の色が濃くなることもある」です。
上記以外の記述は正しいので、シッカリと読み込んでおいてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ショック(アナフィラキシー)は、生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種であ る。原因物質によって発生頻度は異なり、医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「適正使用」でも、しばしば問われるので、「使用しない アレルギーの既往歴」で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般に、ショック(アナフィラキシー)では皮膚の痒み、顔面蒼白、冷や汗、息苦しさなど、複数の症状が現れるが、致命的な転帰をたどることはない」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
致命的な転帰をたどることがあるので、注意しなくてはいけないのです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする