午後17問‐愛知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後17問‐呼吸器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じることによって発症する。」ですが、誤った記述です。

 選択肢の説明は、普通の肺炎です。

 間質性肺炎は、「肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたもの」です。

 ド定番の副作用なので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して体内が低酸素状 態となるために、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳(痰の出ない咳)、発熱等の症状を 呈する。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。キーワードの「空咳(痰の出ない咳)」は、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「原因となる医薬品の使用後に喘息が現れた場合、軽症例では半日程度で回復するが、重症 例では24時間以上持続し、窒息による意識消失から死に至る危険がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「通年性(非アレルギー性)の鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)等、鼻の疾患を合併している 人や、成人になってから喘息を発症した人では、医薬品の使用による喘息を発症しやすい」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 なお、手引きには続きがあって、「特に、これまでに医薬品(内服薬に限らない)で喘息発作を起こしたことがある人は重症化しやすいので、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。」とあります。

 併せて、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:膵臓及び膵液

 午後2問:消化器系

 午後3問:小腸

 午後4問:胃

 午後5問:血液

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:耳と鼻

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系及び筋組織

 午後11問:神経系

 午後12問:医薬品の吸収

 午後13問:代謝及び排泄

 午後14問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解

 午後15問:全身に現れる副作用

 午後16問:消化器系に現れる副作用

 午後17問:呼吸器系に現れる副作用

 午後18問:感覚器系に現れる副作用

 午後19問:剤形

 午後20問:医薬品の副作用

令和3年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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