本問は、「人体」の「消化器系に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損 する状態である。」ですが、正しい記述です。
「消化性潰瘍」の正しい記述です。自覚症状に乏しいこともあるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「消化性潰瘍では、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、胃痛、糞便が黒くなるなどの症状が現 れる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「イレウス様症状の発症リスクは、小児や高齢者で高い」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。「普段から便秘傾向のある人」も、リスクが高いので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「イレウス様症状は医薬品の作用によって腸管運動が亢進した状態をいい、発症すると激しい腹痛、嘔吐、軟便や下痢が現れる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬品の作用によって腸管運動が亢進した状態」のところです。
正しくは、「医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられた状態」です。
「イレウス様症状」とは、いわば、「腸閉塞」なので、腸管運動が亢進した状態(活発に動いた状態)ではないですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤ったもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする