午後11問‐愛知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後11問‐神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「体性神経系は、交感神経系と副交感神経系からなる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「体性神経系」のところです。

 正しくは、「自律神経系」です。

 間違った人は、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「副交感神経系が活発になると腸の運動は亢進する。」ですが、正しい記述です。

 「副交感神経系」は、「休息・食事」の時の神経なので、正しいです。

 腸が動けば、消化が捗り、大きい便りも出やすくなります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感 神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである」ですが、誤った記述です。

 語句が入れ替わってます。

 正しくは、「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は“ノルアドレナリン”であり、副交感 神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は“アセチルコリン”である」です。

 よくよく出るので、正確に押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「交感神経系が活発になると排尿筋が収縮し、排尿が促進される」ですが、誤った記述です。

 交感神経系が活発になるのは、「闘争・行動」のときです。おしっこなんかしてられません。

 「排尿が促進される」のは、「休息・食事」の時の神経の「“副”交感神経」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 「正しいもの」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:膵臓及び膵液

 午後2問:消化器系

 午後3問:小腸

 午後4問:胃

 午後5問:血液

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:耳と鼻

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系及び筋組織

 午後11問:神経系

 午後12問:医薬品の吸収

 午後13問:代謝及び排泄

 午後14問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解

 午後15問:全身に現れる副作用

 午後16問:消化器系に現れる副作用

 午後17問:呼吸器系に現れる副作用

 午後18問:感覚器系に現れる副作用

 午後19問:剤形

 午後20問:医薬品の副作用

令和3年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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