危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「性消(危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)」のうち、「アルコール類」の「メタノール」の一問一答。その2。
主に、「メタノール」の定番論点の問題を挙げていきます。
「解説」は、下の方にあります。
間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。
問1の『メタノールの炎は、薄い青色で、見え難い。』ですが、「○」です。
「メタノール」に限らず、「アルコール類」の炎は、薄い青色のため見え難いです。
まとめてドンで憶えましょう。
問2の『メタノールは、ナトリウムと反応して、水素が発生する。』ですが、「○」です。
当該「メタノール・・・ナトリウム・・・水素」は、固有論点です。
テキストに載ってないかもですが、出題可能性はあるので、一応、チェックだけはしておきましょう。
なお、「ひっかけ」で、「“水”素」が「“酸”素」になっている可能性があるので、くれぐれも注意してください。
問3の『メタノールは、水には溶けるが、有機溶剤には溶けない。』ですが、「×」です。
「メタノール」は、水にも有機溶剤にも溶けます。
なお、「アルコール類」も、水・有機溶剤に溶けます。
問4の『メタノールの燃焼範囲は、ガソリンより広い。』ですが、「○」です。
メタノールの燃焼範囲は、「約7vol%~37vol%」です。
引き算すると、「37-7」の「30」です。
対して、ガソリンの燃焼範囲は、「約1.4vol%~7.6vol%」です。
引き算すると、「7.6-1.4」の「6.2」です。
よって、メタノールの方が燃焼範囲が広いことになります。
問5の『メタノールの火災には、「耐アルコール泡消化剤」などを用いる。』ですが、「○」です。
「メタノール」の超絶頻出論点です。
「メタノール」は、「アルコール類」なので、「耐アルコール泡消化剤」を使用することができます。
当該消火剤は、必ず、ガチ暗記しておきましょう。これで、「1点」です。
以上、「アルコール類」の「メタノール」の一問一答でした。
基礎・基本レベルです。
解けない問題があった人は、「ざっくりノート‐メタノール」などを参考にして、復習しておきましょう。