電気工事士の独占業務の問題で、ド定番・ド頻出な選択肢ばかりです。テキストと過去問を繰り返しておけば解けるはずです。文系ド素人にとっては得点源なので、何度も繰り返しておきます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
お馴染みの論点なので、何回も解いて、絶対に取れるようになっておきましょう。
参考記事は…、
・電気工事士でなければできない作業(独占業務)の憶え方1-「技能試験で勉強」:第2種電気工事士の筆記・法令-電気工事士法
・電気工事士でなければできない作業(独占業務)の憶え方2-「造営物」:第2種電気工事士の筆記・法令-電気工事士法
・電気工事士でなければできない作業(独占業務)の憶え方3-「テキストを思い出せ」:第2種電気工事士の筆記・法令-電気工事士法
…です。
本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。
選択肢イの「差し込み接続器にコードを接続する工事」ですが、誤った記述です。
コード系は、第2種電気工事士でなくても作業可能です。
よって、選択肢は、「無資格者でも、従事できる」となります。
選択肢ロの「配電盤に造営剤を取り付ける作業」ですが、正しい記述です。
「配電盤」という、電気工事の上で重要な器具に関する作業なので、第2種電気工事士でないと作業不可です。
よって、選択肢は、「無資格者は、従事できない」となります。
「配電盤」の図記号が、「第2種電気工事士」の試験に出ることを、思い出してみてください。
それが、独占業務の対象だからです。
選択肢ハの「地中電線用の暗渠を設置する作業」ですが、誤った記述です。
これは、注意してください。
第2種電気工事士のテキストには、「地中埋設工事」があり、そこで暗渠ウンヌンとあります。
しかし、これに釣られて、独占業務と考えてはダメです。
設問は、単に暗渠の設置なので、電気工事からは、程遠いものです。
よって、選択肢は、「無資格者でも、従事できる」となります。
なお、「暗渠」ですが、一種の管・水路です。
詳しくは、「グーグル検索:暗渠」を参考にしてください。
選択肢ニの「火災感知器に使用する小型変圧器(2次電圧が36V以下)2次側の配線工事」ですが、誤った記述です。
テキストには、「小勢力回路」があり、選択肢には、小型変圧器や配線工事とあるので、戸惑ってしまいますが、注意してください。
火災感知器や電鈴、インターホン、豆電球に使用する小型変圧器の2次側の配線工事は、無資格でも可能です。
あくまで「2次側」は、資格なしでも可能です。
よって、選択肢は、「無資格者でも、従事できる」となります。
「イ」は「無資格者でも、従事できる」です。
「ロ」は「無資格者は、従事できない」です。
「ハ」は「無資格者でも、従事できる」です。
「ニ」は「無資格者でも、従事できる」です。
本問は「従事できないものはどれか?」ですので…、
正解:ロ
…と相なります。
第1問から第30問までは、「一般問題」です。
第31問から第50問までは、「配線図」です。
1問:電圧計算・・・「ふつう」。
2問:抵抗計算・・・「ふつう」。
3問:熱量計算・・・「ふつう」。
4問:消費電力計算・・・「やや難」
5問:Y(スター)結線・・・「ふつう」。
6問:単相3線式回路・・・「ふつう」。
7問:三相交流回路・・・「ふつう」。
8問:許容電力計算・・・「ふつう」。
9問:幹線許容電流・・・「難」。
10問:分岐回路・・・「ふつう」。
11問:エントランスキャップ・・・「ふつう」。
12問:耐熱温度・・・「ふつう」。
13問:工事と工具・・・「ふつう」。
14問:三相かご形誘導電動機・・・「ふつう」。
15問:直管LEDランプ・・・「ふつう」。
16問:ケーブル写真鑑別・・・「ふつう」。
17問:器具写真鑑別・・・「ふつう」。
18問:工具写真鑑別・・・「ふつう」。
19問:電気工事の場所・・・「ふつう」。
20問:ケーブル工事・・・「ふつう」。
21問:ボンド線・・・「ふつう」。
22問:ケーブル工事と弱電流電線・・・「ふつう」。
23問:金属可とう電線管工事・・・「ふつう」。
24問:測定器の用途・・・「ふつう」。
25問:絶縁抵抗・・・「ふつう」。
26問:接地抵抗計・・・「ふつう」。
27問:計測器の設置方法・・・「ふつう」。
28問:電気工事士法・・・「ふつう」。取る。
29問:電気用品安全法・・・「ふつう」。取る。
30問:一般用電気工作物・・・「ふつう」。取る。
31問:図記号当て・・・「ふつう」。
32問:小勢力回路・・・「ふつう」。
33問:ケーブル当て・・・「難」。
34問:スイッチ当て・・・「ふつう」。
35問:コンセント刃受当て・・・「やや難」。
36問:エアコン屋外ユニット・・・「ふつう」。
37問:分岐回路の定格電流・・・「ふつう」。
38問:絶縁抵抗・・・「ふつう」。
39問:コード・・・「難」。
40問:最少電線本数・・・「やや難」。
41問:機器写真鑑別・・・「ふつう」。
42問:工具器具写真鑑別・・・「ふつう」。
43問:図記号写真鑑別・・・「ふつう」。
44問:計測器写真鑑別・・・「ふつう」。
45問:図記号写真鑑別・・・「ふつう」。
46問:スリーブ当て・・・「難」。
47問:スリーブ当て・・・「難」。
48問:差込形コネクタ当て・・・「難」。
49問:未使用コンセント・・・「ふつう」。
50問:未使用スイッチ・・・「ふつう」。
憶えられない、点数が伸びない、よく間違える、実力が付かない、何やってんのかわからないという人は、教材を見直してみてください。
独学向けの良質な教材を使うことこそ、独学合格の“肝”です。
教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、
筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2024年版) 」を、
筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2024 」を使います。
技能のテキストは、写真の多い「 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付 」を…、
技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「ホーザン(HOZAN) 基本工具 DK-28 」を…、
技能の材料には、工具と同じメーカーの「ホーザン(HOZAN) DK-52 2回セット」を使います。
(教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。)
(「技能教材よくある質問(何回分がいいの?等)」も、参考にしてください。)
第2種電気工事士 技能試験の独学は、ケーブル等の教材と工具、そして、テキストがあれば間に合います。
とはいえ、独学に「あると便利」なものが多々あります。まさに独学向けというものなので、参考にしてください。
高評価だったのは、「ホーザン(HOZAN) 合格配線チェッカー Z-222」です。
利用者曰く、「回路的に正しいという自信が付く。使えない問題もあったが、最も役に立った。」とのことです。
独学だと、候補問題を作っても、答え合わせに一苦労します。
わたしも、受験生当時に(これで合ってるの?)と、お手本のテキストとにらめっこした記憶があります。往時にあったらとても便利だったと思います。
独学で一抹の不安のある方は、使ってみてください。
次は、「ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200」です。
多用途、時短になる、ウォータレンチプライヤの代わりにもなる、と高評価です。
これは、独学に関係なく、有用かと思います。
さて、独学では役には立つも、“すごくではない”というのが…、
・ホーザン(HOZAN) 合格ゲージ P-925 P-956/P-957/P-958用
…です。
クリップの方は、ホーザン教材に入っているもので十分とのこと。ホーザンの教材でない人は、一考するといいでしょう。
んで、ゲージの方は、外れやすいのでアレ、使わなくなる、とのことです。用途に合いそうなら、考えてみてください。
なお、セットのもあります。「HOZAN (ホーザン) の合格シリーズ3点セット【 DK-200 合格マルチツール 】【 P-926 合格クリップ 】【 P-925 合格ゲージ 】」です。
独学の欠点をこれらの補助教材でカバーできます。“絶対”に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
教材にお金を惜しんではいけません。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、危険物や消防設備士等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。
「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。
先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。
第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。
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