独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ゆったり大胆

新しいことをするときは、ゆったりかつ大胆にしていくほうが、うまく行くものでございます。
単純に考えれば、これまで通ったことのない道を車で走るときは、ゆっくり走るかと存じます。
また、ちんたら走っていると地元の車にとって迷惑で余計に危ないことからも、手馴れた風に走る方が安全でございます。
知らない道でスピードを上げて走るのは、そもそもが危険ですし、神経質に走ってもこれまた疲れて危ないわけでして、ゆったり・大胆なのが1番よろしきかと存じます。
お勉強も同様でございます。
新しい章や新しい単元、新しい学習段階に入ったときは、様子見くらいで始めていけばよいのでございます。
徐々に精度を上げていく気持ちで、大雑把かつ適当に事に当たっていけばよいのでございます。
独学のコツは、「自分がどう教えられたいか」を知っておくことでございます。
わたくしが1番困る教育者のタイプは、一度に1〜10まで教えるタイプでございます。
一気にいわれても憶えられないからでございます。
最初は1〜2、次いで2〜5、ちょっと休んで6、そしてがんばって7〜9、これで最後の10という感じに、教えて欲しいのでございます。
一気に教えられてもできない以上、もう一度聞かないといけません。
わたくしはまだ、バンバンと質問する方ですからいいのですが、気の弱い人やめんどくさがりな人は、あまり聞き返さないものでありましょう。
であれば、実質的には教えたことの50%も消化されていないまま、物事が進んでいってしまいます。
いづれどこぞでその矛盾は発露するものでございます。
結局のところ、1〜10まで一気に教えられて、たとえできるようになっても、練習量の確保を考えれば、一時にやらず徐々にやっても、最終的には変わらないものでございます。
だんだんと慣れるに従って、1〜4、4〜8、9〜10とやっていけばいいし、最終的に1〜5、5〜10くらいにペースを上げていけばよいかと考えるものでございます。
お勉強で考えますと、最初の方はテキストの太文字くらいをおさえるだけにして、端っこの細かい記述や注釈などの類は見なくてもよいのでございます。
問題集でも、テキストの基本レベルを逸脱したような問題は無視すればよいのでございます。
結局のところ、お勉強とは回数でありますから、後々になっておさえても十分に間尺に合うものでございます。
そもそも、おおもとを考えて見ましょう。
男女関係・夫婦関係・友人関係・上司部下、先輩後輩に友人と、さまざまな関係をみましても、息せき切って前のめりの人とお付き合いしたいでしょうか。
わたくしはイヤでございます。飼い犬やネコ、小鳥でさえ、何かに急かされている様であれば、まあ落ち着きなさいと諭すものでありましょう。
動物においてさえこうなのでありますから、いわんや人間をやでございます。
イライラ、セクセクが、無駄のもとでございます。

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応用前に総復習

試験では、基礎や基本が大切と申します。もちろんそのとおりなのでございます。
試験で問われるのは、基礎・基本部分からであります。
ですから、難問や奇問を追い回すより、基礎的なことに精力を集中した方が結局は効率的なのでございます。
しかし、基礎と基本というのは、単にテキストを読んでいればつくものではないのでございます。
最低限、過去問を解いておくことが必要です。
基礎力は、応用演習を通じ更に洗練され、充実するのでございます。
基礎力の充実のために、応用演習があるとお考えくださればと存じます。
応用的な問題を解く、上級レベルの問題集を手にするときは、「基礎・基本のため」という目的を忘れないようにして頂きたく存じます。
ある程度まで基礎が固まってから、応用的な問題集で地固めをしていくのでございます。
ですから、もしも、基礎・基本の部分で不安があるようでしたら、いったん立ち止まって欲しいのでございます。
先に進むのをやめて、総復習をして欲しく存じます。
というのも、土台になる基礎・基本がしっかりしていないと、応用演習の効果はそれほどあがらないからでございます。
もう一度テキストを読み、問題集を解き直し、過去問を洗い出してから、応用期に入ったほうが効能は高いものでございます。
回り道に見えて、実は一番の近道なのでございます。
実際、総復習後に応用演習に入っても、まったく遅くありません。
実のところ、総復習を済ませ後顧の憂いを除いたほうが、演習がスムーズに進み、総復習の時間をカバーするくらいでございます。
すべての復習が時間的に難しくても、不安な箇所をざっと見直すだけで大きく変わってきます。
わかるところ、わからないところがはっきりするだけでもよいのでございます。
基礎なき応用演習は、合格から遠ざかっていると考えてください。
また、応用演習中であっても、不安なところ・弱いところを発見したら、問題演習はストップしてもよいのでございます。
問題演習をやめて、じっくりテキストを読み込んだり、基本問題集を引っ張り出してきて解き直して欲しく存じます。
自分の実力を測って着実に応用演習の駒を進めることにしましょう。

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腕振り体操効果報告−12

さて、本日のススメは、恒例となりました腕振り体操の検証結果をご報告したく存じます。
先週の検証課題は、「夜寝る前に500回」の腕振りをやればどうなるかでありました。
そもそも、夜の500回を思い立ったのは、朝500回が実に効果があったからでございます。どういう効果があったかは、過去のススメをお読みくださればと存じます。
さて、夜の500回、1週間をかけて毎日やって見ました。
第一にいえることは、効果はあるということでございます。
確実に寝つきがよくなりました。わたくし自身、以前に較べたらだいぶ寝つきはよくなったのですが、寝る前の500回腕振りは、それに輪をかけて寝やすくなりました。
布団に入れば、瞬間で寝付けた1週間でありました。これまでは大概、布団に入って読書などをしていたのでありますが、それらができなくなるほどの睡眠の猛威でございます。
寝つきの良さがいかにパワーアップしたかを感じたのは、お茶を飲んでも眠れるようになったからでございます。
わたくしは、一時期、寝つきが悪くなってえらい困ったことがあります。そら、3時過ぎまで眠れなかったら次の日は睡眠不足にならなざるを得ません。
そこでいろいろ工夫したのですが、その一環として夜の9時以降にはカフェインを取らないようにしたのでございます。
やはり、お茶を飲むと確実に眠れなくなります。カフェインは伊達ではないのでございます。
しかし、ときどき、ウッカリしてお茶を飲んでしまい、布団の中で何回も寝返りを打つことが合ったのでございます。
このお茶による睡眠障害は、腕振りでだいぶ解消できるかと存じます。というのも、ウッカリお茶を飲んでも、布団に入れば即睡眠だったからでございます。
腕振りは、興奮して眠れない、覚醒して眠れないというときにも、効くのではないかと考えている次第でございます。
次に見られた効果は、やはりといいますか、体温関連でございます。
そもそも、腕振りがわたくしの生活に欠かせなくなったのは、明らかに体感温度が上がり、寒さを感じなくなったことにあります。
夜寝る前の腕振りは、予想のとおり、布団に入ればスグにぽかぽかするという現象を体感したのでございます。
寒い上に独り寝でございますから、どうしても布団は氷のように冷たいものでございます。それが体操後だとスグに暖り、うーーーと唸ることなく、調度よい暖かさになったのでございます。
次の効果は寝起きです。寝起きについても、これまでのススメで述べたので簡単にいいますが、朝になればパッと起きれるようになったのを実感しております。
ただ、朝晩のそれぞれ500回、計1000回の腕振りをするのは、結構めんどくさいし時間も取られるというネックがございます。
どうすれば、今より少ない回数でいい状態が保てるか、よい知恵工夫はないものかと模索する日々でございます。

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