独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ぐうたら人の計画

行き当たりばったりでは、長く試験勉強は続けていけないのでございます。
やはり、自分がどこかに向かっているのか、自分がどういう調子なのかを計らないことには、お勉強というのはうまく行かないものでございます。
しかし、だからといって、毎日毎日、細かいところまで学習計画を決めなければならない、わけではないのでございます。
もちろん、毎日の作業を細かく決めるのはよいものでございます。しかし、そういうマメなことができるのは、性格に由来しているものでありまして、ちゃらんぽらんな人には少々荷が重いのであります。
毎日、そんなことをしてごらんなさい、まず3日で出家できます。
いい加減な人はそもそも、細かく計画する方が、お勉強以上に大仕事なのでございます。
しかも細かい計画というのは、トラブルやアクシデントに弱いのものでありまして、いったん事あればスグに困った事態に陥るものでございます。
「実は、あなた(君)のことが気になっていて・・・」なんてメールや電話、喫茶店で話になった途端、方向は180度回転し、お勉強計画などどこぞに吹き飛ぶものなのでございます。
恋はアダ華、やけぼっくいに火がつく、なんてことになれば、お勉強なんてあんぱんの上のけしの粒ほどでしかないのでございます。
細かいことは、環境がそれを許しているだけでございまして、できるのは、できるから、できるのでございます。
わたくしたちは、できそうになくてもできる、できないっぽいけどできる、という観点を持ち、学習計画を立てるべきなのでございます。
さて、では、どう考えればよいかと申しますと、ぐうたらな人は、大雑把に「週」を単位に考えればよいのでございます。単位は、「日」ではないのでございます。
適当におおまかに、今週はアレとアレをしようか、とそれだけ決めておいて、後はそれを週7日使って消化するのでございます。
毎日するのは、お勉強でございます。できるだけ、やることは少ないほうがよいのであります。
学習計画が、学習を邪魔していることは多々ございます。
週にやることだけをざっと決めておく計画が、長く続くものなのでございます。

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一服のススメ

今回は、「一杯の飲み物」についてお話したく存じます。
わたくしたちの5感なのでありますが、意外にだまされやすい代物でございます。
たとえば、肌の触感でございます。
何度も肌を重ねたのに、あんな人だとは思わなかった、というのは、誰しもご経験があるかと存じます。
たとえば、目。視覚は、いくらでもだませるものでございます。人類の半分が朝、鏡や化粧台の前でやっていることを鑑みれば、いかに人類のもう半分がだまされてきたかをご理解いただけるかと存じます。
たとえば、耳。猫なで声で何人の乙女が涙を飲んできたでしょう。
たとえば、口。味覚なんてものは、だまされる最高峰でございます。1000円のお買い得ワインと10万円のロマネコンティエ、貴腐ワインの区別のつく人など稀でございます。
さて、わたくしたちの器官の中でだまされにくいのは、「嗅覚」、お鼻なのでございます。
もちろん、香水でフラフラだまされる方も多くおりますが、香水は最も難しいアイテムと申します。
安っぽい香水なんて物は、何の知識のない素人でも看過すると申します。
世の女性が、本当は大好きな焼肉の匂いや、吸っているタバコの臭いがカラダにつくのを嫌がるのは、嗅覚がその本性を表すからでございましょう。勘付かれるのでございます。
ま、「鼻」は、わたしたちの5感の中で、最も明敏なものとお考えくださればと存じます。
部屋に入った途端、何があるのかわからないが、くさい!!と来たならどこぞに汚れ物があるものでございます。見てもないのにその存在を言い当てることができるのでございます。
さて、この最も敏感な嗅覚を、わたくしたちの休息に取り入れるのでございます。
一服のときには、コーヒーやお茶をいただくことが多いかと存じます。
しかし、急いたように湯を沸かしてどぼどぼ注いでがつがつ飲むのは、どうかと思うものでございます。
休息とは、余裕を生むものでございます。そんな入れ方では、余裕の余の字も出てこないかと存じます。
時には、お茶っ葉やコーヒー豆を少し湿らせてみる事でございます。ゆっくり蒸すのでございます。
さすれば、部屋中に香気がたつものでございます。
そのいいにおいを鼻腔にくぐらせてみるのでございます。
鼻の中の空間に満たすように、匂ってみることでございます。
いつもの休息と違った、安らぎを得ることができるかと存じます。
休んだ気にならない人は、ぜひ、嗅覚からの休息をとご提案する次第でございます。

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気合を入れずに

わたしたちの多くは、習慣によって動いているものでございます。
やりやすいことは、大半は習慣なのでございます。
たとえば、会社に行くのも大半は習慣でございます。
会社にいく同じ距離、同じ時間でも、通勤以外の移動となるとなかなか、めんどくさいものでございます。
通勤が習慣化しているからこそ、そのめんどくさに耐えているのでございます。
あんなにめんどくさかった家事・料理も、いまとなればなんとやら、という御婦人も多いのではないでしょうか。
逆に、やりにくいこととは、習慣となっていないのでございます。
なんかこう、途中でやめてしまったりするのは、習慣まで至ってないのでございます。
たとえば腹筋とか、夜のウォーキングとか、9時以降の御菓子禁止、11時以降の飲酒禁止とか、順調にやっていたり守っているのに、途中でパタリとやめてしまうことがございます。
たゆまずにやっていくにはどうすればいいか、簡単にいえば習慣化すればよいのでございます。
しかしなかなか、新しい習慣を生活に取り入れるのは難しいものでございます。
たとえば、毎日1時間以上は学習に当てている人でも、その時間帯を変更するとなると、結構な時間を食うものでございます。
やろうと思って次の日はできても、あさってになればできなかったり、毎日できたとしても、1週間後、1ヵ月後にパタリと止まってしまうものなのでございます。
何かを習慣化したいのであれば、気合を入れないことでございます。
がんばらずにやっていかないといけないのでございます。
がんばらずにやれるところから、時間をかけて生活に組み込んでいかないといけないのでございます。
やるぞ!!!と毎日気合を入れるのは、短期間なら効果がありましょうが、長期になると効かなくなるものでございます。
習慣化とは、長期戦でございます。
1日やそこらの勝負ではないのでございます。
ですから、やらなかったり失敗しても、深くクヨクヨせず、気を新たに少しづつ再開すればよいのでございます。

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