「小勢力回路」の数字は、「配線図」にて、突出した出題があります。
速攻で「1点」取れるところなので、くだらない語呂合わせや憶え方を駆使して、記憶してしまってください。
小勢力回路での“最大使用電圧”は、「60V」となっています。
よって、電圧は、60V以下にしなくてはいけません。
当該「60V」がよく問われます。
憶え方ですが、「ベ・ル・チ・ャ・イ・ムの6文字」です。
小勢力回路ですが、有体に言えば、皆さんおなじみの「ベル」や「チャイム」のところが該当します。
んなもんで、「ベ・ル・チ・ャ・イ・ムの6文字」で、「60V」の「6」を押さえるってな次第です。
すぐ頭に残るかと思います。
次に出るのは、軟銅線の直径です。
通常は、直径「0.8mm以上」の軟銅線を使用します。
しかし、架空施設の場合は、「1.2mm以上」の電線を使用します。
憶え方は、くだらない語呂の「ゼロ戦8機で、1、2を争う」です。
「ゼロ戦8機」のところは、「0」と「8」で、「0.8」に該当します。
「1、2を争う」のところは、そのまんまですが、「1」と「2」を表します。
「ゼロ戦8機で、1、2を争う」で、数字だけは、頭に残るかと思います。後は、小数点をポツポツと入れるだけ、ってな次第です。
本試験では、上記3つの数字うち、「60V」と「0.8mm以上」がよく問われます。
この2つだけでも、押えておきましょう。ホント、これだけ「1点」です。
こういうとアレですが、架空施設の「1.2mm以上」は、あんまり出ないです。面倒ならパスでもいいです。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工筆記 | 2023年7月24日 10:41 AM |
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「電線を接続する工具」ですが、「写真鑑別」で問われる定番の工具です。
以前は、リングスリーブ用の工具さえ憶えていたらOKだったのですが、試験問題の「難化」を受けて、これ以外の工具も、選択肢に登場しています。
以下に試験に出る工具をまとめています。最低でも、赤・青・黄の違いは、押えておきましょう。
試験に最も出るのが、「取っ手が黄色のリングスリーブ用圧着工具」です。
最頻出な理由は、技能でしこたま使うからです。
当該工具は、その名の通り、リングスリーブの接続に用います。
リングスリーブは、以下の…、
…となっています。
当該リングスリーブ用圧着工具は、ほぼ毎回、試験に出ると踏んでおいてください。
「黄・・・リングスリーブ」と、ガチで押えておきましょう。
当該工具は、どのみち、技能でも使うので、実物で憶えるのが一番かと思います。
参考:技能試験の教材
次に見ていくのは、「圧着端子用圧着工具」ですが、「写真鑑別」の選択肢の1つとして、よく出ます。
チェックポイントは、取っ手が赤色のところです。
当該圧着端子用圧着工具は、「圧着端子」の接続に使用され、その姿形は…、
…となっています。
当該圧着端子ですが、出題実績があります。
「16問‐R1下期筆記」で、出題されています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、圧着端子の形と、その工具の「赤・・・圧着端子用圧着工具」を、押さえておきましょう。
次に見るのは、「絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具」です。
これも、「写真鑑別」の選択肢の1つとして出ます。
チェックポイントは、取っ手が青色のところです。
当該工具は、「絶縁被膜付き圧着端子」に使用し、これは…、
…となっています。
試験的なことを言うと、「絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具」は、選択肢の1つ、しかも、ハズレ選択肢の1つくらいにしか、出題されていません。
こういうのもあるくらいに、ざっくり見ておけばいいでしょう。
んで、「絶縁被膜付き圧着端子」も、試験でほとんど見ないので、その姿形をざっくり押さえて、(これも圧着端子なんだー)くらいに、押えておけばいいでしょう。
amazon参考:絶縁被膜付き圧着端子用圧着工具
amazon参考:絶縁被膜付き圧着端子
個人的には、「取っ手が青の工具は、リングスリーブの接続には使用しない」くらいに、認識しておけばいいかと思います。
当該赤と青の圧着工具ですが、ややこしいです。こんがらがります。
整理すると…、
両方とも、圧着端子に使用。
赤の方は、裸の圧着端子。
青の方は、絶縁被膜付きの圧着端子。
…と、なっています。
何かと出るようになっているので、押えておきましょう。
次に、「手動油圧式圧着工具」ですが、「18問‐R3上期午前筆記の過去問と解説」で出題されています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
当該手動油圧式圧着工具は、「圧着端子に太い電線を圧着接続する。圧着スリーブで太い電線を圧着接続する。」ものです。
圧着端子は、先に見たものと同形です。
んで、圧着スリーブは…、
…という形です。
当該「手動油圧式圧縮工具」ですが、あまり、試験には出ません。
選択肢の1つに出るくらいです。
先の工具との違いは、まずもって、「名前」です。
・手動油圧式圧“着”工具
・手動油圧式圧“縮”工具
1文字しか違わないため、圧着と圧縮で、実に、混同しやすいです。整理して押えましょう。
工具の先っぽがゴッツいので、これで「圧縮」と、認識するといいでしょう。
さて、当該手動油圧式圧縮工具ですが、これは、その名の通り、「圧縮接続に用いる。圧縮端子を取り付ける」となっています。
圧縮端子ですが、いくつか種類があって…、
…となっています。
あまり試験には出ませんが、選択肢の1つに出ることは出ます。
以上、接続に用いる工具のまとめでした。
あまり出ないものは、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、押えればいいでしょう。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工筆記 | 2023年7月20日 9:12 AM |
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学科試験(筆記試験)でも、ときどき技能の論点である「リングスリーブ」が出題されることがあります。
ぶっちゃけ、知識問題です。暗記と記憶で取れるので、文系ド素人の方は、食わず嫌いをせず、押えておきましょう。
語呂合わせがあるので、これで突破してみてください。
「リングスリーブ」の論点では、まずもって、以下の「5つ」の数字を憶えないといけません。
「8、1.6、2、2、3.5」です。
ひとまず、この5つの数字を、「蜂がイチローに、兄さんがGO」くらいのくだらない語呂合わせで、頭に入れてください。
なお、「リングスリーブ」ですが、実物を知らないと、???となりがちです。
どのみち、技能でクソほど使うので、学科の段階で入手して、実物で憶えてしまってください。
参考:技能試験の教材
「8、1.6、2、2、3.5」の数字を解説します。
語呂合わせの「蜂」に該当する「8」ですが、これは、「小」と「中」のリングスリーブの選択基準です。
接続する電線の断面積の合計が…、
・8mm2“以下”なら、「小」スリーブ
・8mm2“超”なら、「中」スリーブ
…と相なります。
注意すべきは、“以下”のところです。
“以下”なので、面積合計が「8mm2」の場合は、「小」スリーブを使うことになります。
“以下”は、その数字を含むからです。
参考:以下・以上・未満・超える
まずは、「蜂=ハチ=8」の以下・超の使い分けを、憶えてしまってください。
「8、1.6、2、2、3.5」のうち、「イチローに」の「1.6、2」を見ていきます。
「1.6、2」は、「1.6㎜、2mm2」の略で、1.6mmの電線の断面積は、2mm2なことを意味します。
リングスリーブの使用例ですが…、
1.6mmの電線の2本接続は、「2+2」の「4」で、8mm2以下なので、「小」スリーブ。
1.6mmの電線の3本接続は、「2+2+2」の「6」で、8mm2以下なので、「小」スリーブ。
1.6mmの電線の4本接続は、「2+2+2+2」の「8」で、8mm2以下なので、「小」スリーブ。
1.6mmの電線の5本接続は、「2+2+2+2+2」の「10」で、8mm2超なので、「中」スリーブ。
…となります。
こうした足し算で、リングスリーブを決めます。
ちなみに、学科の問題で、使用する電線は、「1.6mm」です。(技能も同様です。)
「8、1.6、2、2、3.5」のうち、「兄さんがGO」の「2、3.5」を見ていきます。
「2、3.5」ですが、これが意味するのは、「2.0mmの電線の断面積は、3.5mm2」です。
リングスリーブの使用例ですが…、
2.0mmの電線の2本接続は、「3.5+3.5」の「7」で、8mm2以下なので、「小」スリーブ。
2.0mmの電線の3本接続は、「3.5+3.5+3.5」の「10.5」で、8mm2超なので、「中」スリーブ。
…となります。
2.0mmの電線は、電源線でよく使われます。
当該リングスリーブですが、「刻印」という論点もあります。
カンタンです。注意すべきは、1つの「例外」だけだからです。
小スリーブなら、「小」で、刻印します。
中スリーブなら、「中」で、刻印します。
ただし、“1.6㎜”電線の“2本”接続のときだけ、例外的に、「極小(○)」で刻印します。
先に見てきた理屈からすると、1.6㎜同士の接続は、「2+2」の「4」なので、「小」スリーブの「小」刻印になります。
しかし、例外的に、“1.6㎜”電線の“2本”接続のときだけ、刻印が「極小(○)」と、“決まっている”のです。
当該「極小(○)」は、技能でしこたまやるので、憶えてしまいましょう。
「第19問‐令和5年度(2023年度)上期午後学科」を元に、計算方法を練習しましょう。
イは、「直径 1.6 mm 2 本の接続に,小スリーブを使用して圧着マークを○にした。」です。
「1.6 mm 2 本の接続」なので、断面積は、「2+2」の「4mm2」となり、「8mm2以下」なので、「小」スリーブを使用します。
刻印は、「1.6 mm 2 本」なので、例外の「〇(極小)」となります。
よって、正しい記述となります。
ロは、「直径 1.6 mm 1 本と直径 2.0 mm 1 本の接続に,小スリーブを使用して圧着マークを小にした。」です。
「直径 1.6 mm 1 本と直径 2.0 mm 1 本」なので、断面積は、「2+3.5」の「5.5mm2」となり、「8mm2以下」なので、「小」スリーブを使用します。
刻印は、ふつうに「小」となります。
よって、正しい記述となります。
ハは、「直径 1.6 mm 4 本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを中にした。」です。
「直径 1.6 mm 4 本」なので、断面積は、「2+2+2+2」の「8mm2」となり、「8mm2以下」なので、「小」スリーブを使用します。
本問では、「中」スリーブなので、誤りです。
ニは、「直径 1.6 mm 1 本と直径 2.0 mm 2 本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを中にした。」です。
「直径 1.6 mm 1 本と直径 2.0 mm 2 本」なので、断面積は、「2+3.5+3.5」の「9mm2」となり、「8mm2超」なので、「中」スリーブを使用します。
刻印は、ふつうに「中」となります。
よって、正しい記述となります。
こんな次第で、「8、1.6、2、2、3.5」の数字を、「蜂がイチローに、兄さんがGO」で憶えておけば、何とか解答できるってな次第です。
面倒ですが、文系ド素人の人は、1点でも取れる問題を落とすべきではないです。
当該リングスリーブの語呂合わせも、押さえておいて損はないかと思います。
「小」と「中」のリングスリーブのほかに、もう1つ、規定があります。
断面積が「14mm2以上」なら「大」で接続します。
しかし、当該14mm2には、「例外」があります。
「14mm2以上なら大」なのですが…、
2.0mmが4本の場合は、「中」を使用するのです。
先に見たように、2.0mmの断面積は、「3.5mm」でした。
2.0mm線が「4本」の場合、「3.5*4」で「14mm2」となり、先の決まり事‐14mm2以上なら『大』‐からすると、「大スリーブ」にしないといけません。
しかしながら、「2.0mm×4本」の場合は、“例外的に”、「中」を使用することになっているのです。
『2.0mm×4本は、例外的に「中」』
…と、意識して、憶えておいてください。
出題実績あります。たとえば、「H30 下期筆記 第48問:リングスリーブ」などで問われているので、注意してください。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工筆記 | 2023年7月19日 9:42 AM |
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