独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

あーしてこーして

やはり、こだわるというのは、良し悪しなのでございます。
こだわり、とは時と場所に応じるのが一番かと存じます。
試験勉強においては、やはり「正解」にこだわらねばいけません。
正解を導く方法を、いわば、毎日修めているからでございます。
とはいえ、じゃあ、正解だけを追い求めていけばよいのかといいますと、そうでもないのでございます。
正解という結果だけ重視して、正解までの課程はどんなものであってもよい、というわけにはいかないのでございます。
まず、「正解」そのものができないことがございます。
問題の難易度と実力差が大きく離れていれば、いくら努力しても追いつきません。
また、あてずっぽで答えるのは、問題演習として全くナンセンス。
靴箱の整理をするほうがまだ、時間の有効利用でございます。
結局のところ、試験勉強中というのは、あまり正解にこだわる必要はないのでございます。
こだわるよりかは、いかにして正解への解答プロセスを見つけるかが大切になってくるのでございます。
最終的に、正解にこだわらないといけないのは数少ないのでございます。
たとえば、模試を受けているとき、本試験1ヶ月前の直前期、そして実際の本試験のときくらいでございましょう。
それ以外のときには、正解を目指しつつも、いかにして正解に向かうか、正解に必要な知識に不足はないか、より安定して正解するためにできることはないか、などを考えていけばよいのでございます。
そもそも、学習初期段階の実力では、適当にあてずっぽの解答で正解し、まじめに真剣に考えて間違えてしまうなんてことはザラなのでございます。
問題演習の結果である、正解だけを追及すると、知識がなければ気にせねばなりませんし、基本問題が解けないと気にしてしまいます。成績にばらつきあっても、気になります。
正解へのこだわりが、実質的なお勉強の邪魔になっていることがございます。
お勉強とは、わからないことに、いろいろ試していって理解することでございます。
正解は正解で大切でございます。
が、あーしてこーしての試行錯誤こそが、本当のお勉強の姿かと存じます。

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腕振り体操効果報告−1

先だって腕振り体操について、述べさせていただきました。
「お勉強は脳を使うものである、脳を使うなら血の流れが重要だ。なぜなら、脳は体全体の7割のエネルギーを使うものであるから、血流をよくして酸素とエネルギーの補給、そして老廃物の排出が必要になるからだ。」
まあこのような理屈から、独学では机の前に座るだけでなく、適度な運動、ストレッチ、散歩を推奨しているわけであります。
ガマンしてウダウダやるよりも、少し体を動かしてさっぱりしてから、お勉強を再開した方が絶対に効率がよいからでございます。
さて、今回はタイトルにあるように、先だってススメで述べた腕振り体操の効果についてご報告したく思う次第でございます。
この腕振り体操とは、足を肩幅に開いて、単に両腕を後ろに振り、その反動で両腕を前後するだけ、という至極簡単な運動でございます。
しかし、物の本によれば、肩の凝り、首の凝り、背中のハリ、猫背、背骨の矯正、食欲増進、お通じアップ、果てには視力まで回復し、理解力、記憶力まで上がるというのです。
んなこたないだろと思ってやり始めたわたくしなのでございます。
とはいえ、やってみれば多少の効果があったものでございます。
わたくしはまだ本格的に取り組み始めて2週間足らずでありますが、ほぼ毎日、時間があればやっております。
このぶらぶら腕振り体操は、空いた時間にやれるのが、続く理由になっております。
たとえば、お湯を沸かす時間、プリントアウト・コピーの時間などなど、日常生活には実にこうした待ち時間が多く、その時間を充てるだけでも1日200回程度の前後腕振りは可能でございます。
さて、こうして1日あたり200回、2週間を続けてみたのですが、まずいえることは、眠りに入るのが激的にはやくなったといえるでしょう。
布団に入ればアレコレ考えて寝入るのがわたくしの常であったのに、スグにコトンと幼児の如く、寝入るようになったのでございます。
そして、体の各部分の凝りが、はっきりわかるようになったのでございます。
普段は感じなかった肩、首の重さをはっきり感じ、「ああ、やはり凝っていたのだなぁ」と再認識したものでございます。
これまでは凝りに懲りすぎて感じられなかったものを、感じるようになったのですから、いい兆候だと思うものでございます。
現在のところの目立った効果というのは、上記に2点でありますが、運動不足の解消には良いかと考えます。やっていくうちに、カラダがぽかぽかしてきます。
何しろこのぶらぶら腕振り体操は、体に負担をかかりませんし、実に楽です。
この運動は、蓄積が重要でやればやるほど、他の効果も出てくるとのこと。
個人的には理解力アップ、記憶力アップに繋がらないかなと期待しつつ、またつづいてこのぶらぶら腕振り運動の効果をご報告したく存じます。

悪問

悪問とは何か?と申しますと、まずいえるのは、わけのわからない出題でございます。
試験範囲の範疇でありますが、わけのわからない専門用語、事象、事柄について、綿々延々と穿り出す問題は、悪問と申せましょう。
まず、悪問かどうかの判断するには、「次に出そうか出そうでないか」という点でございます。
悪問は、次の試験で出そうか出そうでないかを考えてみて、やるかやらないかの判断を下さなければなりません。
簡単な判断例は、試験問題に毎年一定の数、悪問が出る場合でございます。
そうすると、悪問などは完全無視にして、他の問題で点を稼ぐべくして励めば良いのでございます。
受験生というのは、実に問題の利害に聡いものでして、難しい問題、時間のかかる問題は100%パスするものでございます。
問題文をちらりと読んで、「悪問」と思ったら、即飛ばしてしまえば、貴重な時間の確保にもなるものでございます。
出題者はおそらく、困らしてやろう、イヒヒという思いで出題したのでしょうが、実際の蓋を開けてみれば、ほとんどの受験生がマークはしているが、実質的には問題を少しも解いていないのでございます。
「悪問」は、実務上、それはそれで重要かもしれませんが、受験生たるわたしたちには、対応対策の手段がなく、あったとしても実に手間がかかったりして、費用対効果が悪いものでございます。
まじめな人は、それにひっかかってしまい、やらずでも良いことを自分から背負い込んでしまうのでございます。
少しは、「ワル」にならないといけないのでございます。
「悪問」対策は、実は無視することでございます。手を出さないことでございます。
あの人と付き合っちゃダメよ、という人はいるものでございます。悪問もその類なのでございます。
悪問かなと思ったらさっさと見切る度量が必要なのでございます。
先ほどの「〜という人」同様、係わり合いを持ってはいけないのでございます。
必ずあとあと不幸になるのでございます。できるだけ距離を取るのが、賢明な道でございます。
悪問も、男女関係同様、鼻を利かせて臨まなければならないのでございます。

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