「眠い!!」という瞬間、それは分水嶺でございます。
そこで寝てしまうか、お勉強に取り掛かるか、または続行するかに選択肢は分かれてございます。
どちらもどちらで、一利はございます。
いったんは寝て、早起きしてお勉強をするのもよいでしょう。
また逆に、日課のお勉強を済ましてしまって、気持ちよく寝入るのも大切でございます。
しかし、寝ることについて、もっとほかにできないか、を今日は考えたいのでございます。
問題を後退させて見ましょう。
「眠く」ならないようにするにはどうしたらいいか、というわけでございます。
もちろん、禁断のクスリを使用するというのは問題外のことでございますぞ。
「眠い」のを、阻止する方法はないか、というわけでございます。
もちろん、お仕事や家事に由来する疲労からの「眠い」を否定するものではありません。
その眠さを無視してお勉強に励めば、疲労はたまりに溜まることでしょう。
早晩、お勉強自体がいやになって独学は失敗するものであります。
わたくしたちの生活に、無駄に眠たくなっているものはないか、あるならそれを改善しようではないかというわけでございます。
無駄に眠たくならないようにしよう、というわけでございます。
筆頭にわたくしが挙げたいのは、ご飯(白米)を食べる量を減らしてみることであります。
わたくし自身、ご飯が大好きでいい漬物や昆布があるとそれだけで食事を済ませるほど、ご飯が大好きでございます。
しかし、このご飯、メチャクチャに人を眠らせる作用があるのでございます。
一時期、ご飯ばかりをべらぼうに食べる生活をしていますと、実に、実に食後に眠たくなったのでございます。
この眠さは不思議なくらいでありまして、生活その他に支障がでるほど、眠たくなったのでございます。
医者処方の睡眠薬並に眠たくなったのでございます。
薬物並のヘロヘロべろべろで、道を歩いていても端っこでこんこんと寝てしまいそうな、眠さでありました。
人に聞いてみますと、お米は血中濃度が短時間で上昇するとのこと。(GI値と仰っておりました。)
このことが、食後の巨空の眠さの原因ではないかと踏んだのでございます。
ご飯を少なめにして野菜多々に、それか主食をそば、スパゲティに移すと、眠たくなくなりました。
ちなみにめん類とはいえ、うどんは眠い食べ物でした。そうめん類は、商品に依りました。
食後の眠さというのは、メニューによって上げ下げできるものなのだと気づいたものでございます。
眠いのをガマンしてのお勉強は、実に辛いものあります。
夜になると眠くなってどうしようもお勉強に手がつかないという人は、直近の食事のお米を減らすことをご助言いたします。
ご飯を満腹まで食べるのとパスタを満腹まで食べるのと、全く眠さが違います。
食べたもので今の自分がある、という処世訓を改めて見直した次第でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年11月14日 11:47 AM |
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独学とは魔法の学び方ではないのでございます。
また、虎の巻、免罪符のようなものではないのでございます。
たとえば、平均勉強時間が1千時間必要な試験がございます。
その試験を、500時間や700時間で合格しようとするのは、並大抵のことではありません。
実に難しいとしか、いいようがないのでございます。
少なくとも、試験科目に対して習熟しているか、ある程度の知識を持っていないといけないのでございます。
20代・年収1千万のお人が堅気の仕事ではないように、簡単な数字こそ、真実を語るのでございます。
平均勉強時間が、1000時間なら、ほとんどの人はその時間を要するのでございます。
ごく稀に、それ以下の時間で合格できる人はいるかもしれない、という程度で、またこのような人は必ず努力の裏づけがございます。
試験勉強とは、お勉強の内容を進めることのほかにもうひとつ、課題があるのでございます。
十分なお勉強時間の確保でございます。
基本的に、短期間で合格しやすい独学ではございます。
しかしだからといって、時間がなくてもよい、というものではないのでございます。
お勉強時間の絶対数は必要なのでございます。
そのあたりの勘定をお間違いないように、ひと言述べさせていただく所存であります。
ワタクシゴトではありますが、最初から短期合格を目指したのではなく、「結果的」にそうなっただけでございます。
十分な時間を確保、または確保することを前提にお勉強を開始したのは言うまでもないことでございます。
なにしろ、いらち(せっかち、気が短い意の関西方言)なわたくしでございますから、時間がないという時点でイライラアセアセするものでございます。
イライラアセアセの分、お勉強の進捗も遅れるものでありましょう。
平均的な勉強時間の3割り増しは見ておいたのでございます。
それがひょんなことから受かったというわけでありまして、今の自分でも運がよかったなぁと思う次第でございます。
十分な時間を確保できないのなら、2回受験をも念頭にお勉強を進めるとよいでしょう。
本試験までに時間が足りないのであれば、やることを絞りに絞ることでございます。
たとえば、1回目の受験は、過去問だけ10回やって、過去問マスターになって臨み、「本当の試験は2回目だ!」などなど、いろいろ考えよう、利用の仕方がございます。
これを、合格には予想問題集も模試も受けなくちゃと、アレコレ手を出すといけないのでございます。
いたずらに多くに手を出すと、結局どれもしっかり満足にこなすことなく本試験を受ける羽目になるのでございます。
多くに手を出せるのは、時間があるからこそのことでございます。
アレコレしだすと何ひとつ、積み重ねられないまま、蓄えないままで、本試験を過ごしてしまうのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年11月13日 12:01 PM |
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ゆっくりやったら、今度はスピードでございます。
スピード感を意識して進めたら、こんどはゆっくりじっくり取り組んでいきます。
お勉強は、しっかりコツコツも大事でございます。しかし、やはりスピードも必要なのでございます。
バランスなのでございます。
お勉強も百貨店が如きでございます。
階段で一段一段、コツコツ登ることも必要です。
各売り場を丹念に見ていかないと、掘り出し物を見落とす危惧がございます。
いるものだけを買って足早に帰ると、いろいろなものを見る楽しみも失ってしまうことでしょう。
とはいえ、エスカレーターを使って一気に上がってしまうのもアリなのはいうまでもありません。
ずーとコツコツを続けると、1問1問はしっかり点数できるでしょう。
反面、受験時間内で問題とをくスピード、スタミナがつきません。
また、スーと駆け上がりばかりを考えていると、問題は最後まで解けましょう。
しかし、答えはボロや穴が多く、正解率は見るも無残なことでしょう。
お勉強には、コツコツの正解率の高さ、スーのスピードの両者が求められているのでございます。
スピードをもって一気に仕上げ、ガーとやり終えたほうがいいときもございます。
一歩一歩確実に、省エネ方式で進むのがよいときもございます。
要は、バランスなのでございます。
アクセルばかり、ブレーキばかりでは車が進まないのと同様の理でございます。
一気にグッと迫らないといけないけれども、逆に毎日の電話やメールは欠かさないのと同じ理でございます。
最も忌避すべきは、同じテンポでダラダラのお勉強でございます。
メリハリとバランスでございます。
わからないところは集中して、率先して、何度も徹底に、意中の人を射落とすが如く!!!
逆に、できたところ・わかったところは、コーヒーを飲みながら、ざっと済ませるのでございます。
意中の人以外への顔つき、その夜叉面を向けるが如くのバランス感覚でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年11月12日 10:43 AM |
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