独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

合格にもピンとキリ

わたくしたちは、合格を目指してお勉強に励むものでございます。
試験勉強においては、ふたつの評価しかないものでございます。
合格か、不合格か、それ以外の評価はないのでございます。
いくら模試が成績上位であろうとも、不合格であれば空手形・空証文の類と同じでございます。
なんとも一生懸命がんばって、毎日12時間はお勉強をしたといえども、不合格であれば「ご苦労さん」の一言で片付けられてしまうものでございます。
本試験で高得点を取ったのはいいが、名前や受験番号を書き忘れたために不合格になれば、全くの徒労になるものでございます。
合格発表があって、合格証書を手に入れることだけが、受験生たる者の結果なのでございます。
もちろん、お勉強の過程も大事ではございます。そのプロセスこそ、次の成長の機縁になるからでございます。
合格者であろうとも不幸にも落ちた人であろうとも、結果までのプロセスこそ、実質的な真のお勉強でございます。プロセスから学ぶからこそ、わたくしたちは人として成長発展するものでございます。
試験の結果が不合格であったからといって、すべてのプロセスが悪いものと断言してはなりません。
わたくしたちは、機械ではありませんから、機械の性能評価のように己を見てはいけないのでございます。
とはいえ、語られるのは、合格か否かという結果のみでございます。
合格以外はそう語られないものでありますから、合格者の言だけが大きく取り上げられるものでございます。
しかしながら、合格者はすべてが同じというわけではないのでございます。
優秀な人で完全に実力だけで合格した人もいれば、たまたまマークシートの記入が当って運で受かった人もいることでございましょう。
結局のところ、本試験という1点のみで決まってしまうために、直前期の追い込みや一夜漬けで滑り込みで合格する人もいないわけではないのでございます。
合格者にもピンとキリがあることをご理解頂ければと存じます
合格者のすべての言が正しいとはいえないものでございます。
1級品もあれば、紛い物もいるということでございます。
わたくしなどは、受験後にたくさん勉強したほうですので、合格者のなかでは結構なアレであったと自問する次第でございます。
世に流布する試験情報というのは、玉石混交の合格者から発せられたものであることをご理解頂ければと存じます。
情報を鵜呑みせず人を見る目で以って、その言を計るのがよろしいかと存じます。
発言者の実際のその人となりを知らないのであれば、話半分で寝転んでせんべいをかじりながら聞いているかのような受け取り方でよいのではないかと考える次第でございます。

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腕振り体操効果報告−13

本日のススメは、恒例の腕振り体操のご報告でございます。
さて、朝には500回、昼夜合わせて500回の腕振りが日常となっているわたくしでございます。
最初はめんどくさいなあ、と思っていましたが、体調の良さからあれよあれよというまに、生活の一部になった次第でございます。
最近では、腕振りの時間も短く感じるようになってきております。
500回なら12〜15分弱で終わるようになってきておりますし、100回程度ならほんの数分でございます。
以前は、何か動画を見ながらというのが多かったのですが、意外に時間を食うこともあり、最近は腕振りだけの専念しております。
腕振りだけをしたほうが、はやいというのが実感でございます。
これほどまでに腕振りに執着するのは、先ほどいいましたように、調子がよくなるからでございます。
しかし、最近にでは、その休息効果の高さにも目を見張っているのでございます。
たとえば、100回の腕振りなら、3分もあれば完了します。
3分の腕振りでもすると、まったくリフレッシュできるのでございます。
そのほかの、3分でできる休憩と較べたら、段違いではないかと実感しております。
休憩で重要なポイントは、本当にそれで休んでいるかどうかでございます。
たとえば、3分間スパイダソリティアをやれば、遊んだことにはなりますが、休んだことにはならないかと存じます。休んだどころか、逆に疲れてしまうものでございます。
休憩とは、それを行えば活力が湧いてこないといけないものでございます。
休んでいるようで、休めていないというのはよくあることでございます。マンガや本を読んだり、ネットを散策したり、スパイダソリティアをしても、それほど疲労が抜けたり、気力が回復するわけでもございません。
ですから、それらは休憩には適していないのでございます。
ゆっくり時間をかけてお茶を入れるなどのほうが、意外な休憩効果があるのものでございます。
休憩効果の点から見ると、腕振り体操は、実に手軽且つ効果的であると体感する次第でございます。
わたくしは、朝だけでなく昼や夜にも腕をぶらぶら振っておりますが、これは、ごく少ない回数でございます。
50回から100回程度、ぷらぷら〜と振っているのでございます。
ほんの数分でも、腕を振ることだけに専念した方が、遥かに休めることに気づいたからでございます。
休んでもなかなか気力が湧かない、疲れが取れない、アタマがボーとしたままというひとは、ぜひ、100回か200回程度の腕振りをしてみてください。
単純な反復動作は、リラックスできるといいます。
勉強時間があまり取れない人は、短時間で休息できる腕振りを、ぜひ休憩の一部にあててくださればと存じます。

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かかる時間を気にしない

制限時間というのは、あるようでないのでございます。
わたくしたちは、生活の大半を時間に終われてございます。
通勤通学はいわずもがな、スーパーの特売、目玉PC商品の販売受付など、大概は時間が決まっているものでございます。
そのためか、あらゆるものに時間制限があるかのような錯覚の陥るのでございます。
基本的に、お勉強においての制限時間は、特定の1日しかございません。
それは、本試験の日のみでございます。
本試験の日のみ、制限時間を気にすればよいのでございます。
それ以外の日は、お勉強の時間などさらさら気にする必要はないのでございます。
模試でさえ、時間を気にする必要はありません。「あ、こんな風に解くのはいけない」という教訓が得られるからでございます。
日々のお勉強では、ある問題に2時間以上かけようとも、それで結構なお勉強でございます。
テキストのある記述に3日かけようとも、わたくしはそれを肯定するものでございます。
考えてもヒントすら浮かばないなら飛ばしてもよいのですが、何か閃きそう、浮かびそうであるなら、何日かけてもよいのでございます。
1問にこんなに時間がかかってよいのだろうか、と気に病むかもしれませんが、その原因の9割は練習不足でございます。
とにかくきっちりみっちり、時間をかけてやってみてください。要領をつかめば、練習を繰り返してください。それで、時間の問題は解決するかと存じます。
時間をかけるところと短くしていくところを取り違えてはいけないのでございます。
理解・把握などにはしっかり時間をかけます。練習のときに、1回あたりの解答時間を短くしていけばよいのでございます。
理解・把握の時間を短くするのは、本末転倒なのでございます。
資格試験のお勉強というのは、個々人のスタート地点が違うものでございます。
予備知識、前提知識の有無が、お勉強に大きく影響を与えます。
全く知識ゼロの人とある程度見当がつく人とでは、負荷は全く違うのでございます。
経理の人は簿記になじみがあるでしょうし、システムエンジニアの人なら情報系の資格の勉強はさくさく進んでいくでしょう。
しかし、門外漢からすれば、テキストのタイトルさえおさえるのに時間がかかるものでございます。
いたずらに、外にある時間数を気にしないことでございます。
この問題は10分でとか、この章は3日で、といった数字に惑わされないことでございます。
スパゲティですら、好みのゆで時間があるのでございます。いわんや、お勉強をやでございます。

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