本日は恒例となりました腕振り体操について、ご報告したく存じます。
腕振りとは何かと疑問に思う方は、ぜひ過去のススメをお読みくださればと存じます。
わたくしも、15週間もこの腕振りが続くとは思いもしなかったものでございます。
しかし、まだまだ、未知なことや発見することもあり、飽きるまでやってみたく思います。長い目でお読みくださればと存じます。
さて、今回の発見は、腕振り体操の体力維持についてでございます。
健康法というのは、何かしらプラス効果ばかりが強調されるものでございます。
〇〇に効く、××によいなど、効能ばかりなのでございます。
腕振り体操というのは、いうほど劇的な効果があるものではありません。気づいたら、ということが多いのでございます。
気づいたら、朝はメガネを外していた。気づいたら、肩が軽くなっていた。気づいたら、寒さへの耐性ができていた。気づいたら、寝起きがよくなっていた、などなど、振り返ってみればこれまでの生活とはうって変わって改善していたというわけでございます。
腕振り体操のキーワードは、「戻す」「維持」ではないかと思います。
まず、「戻す」でありますが、これまで自分の体が有していた各機能を取り戻せる感があるのでございます。
たとえば寒さへの耐性でございます。かつては、風の子といわれたわたくしたちでございます。それがいつの間にか、長袖シャツを手放せなくなっているものでございます。
しかし、腕振りをやると寒さへの耐性ができるというよりかは、かつての子供時分のように寒さが平気になってくるのでございます。
これは寒さに強くなったというよりかは、低下していた機能が元に戻ったのではないかと考えているのでございます。
次に、「維持」でございますが、これは体力の維持についてでございます。
先だって、風邪を引いたわたくしでありますが、別段、日常の業務を果しておりました。寝込むこともなく、薬を飲むこともなく、普通に風邪状態を維持しつつ生活しておりました。
もちろん無理をすれば、わたくしの風邪の特徴である扁桃腺の腫れが起きるのですが、ぷくっとしてきたといってもある一定の線からは悪化しないのでございます。
腕振り体操の効果で目立つのは、最低限の体力が確保されるということでございます。
今回の風邪引きでそれを強く感じた次第でございます。
普通なら風邪を引いてぐずぐず作業をしていると、いっぺんに風邪が悪化して寝込むものですが、今回はそれがなく、寝る前に300回やればそれだけで風邪の症状を抑えることができた感が致します。
ちょっと無理したなと思ったら、腕を振ったものでございます。
こうした風邪の悪化を防いだのは、紛れもなく体力が維持されていたからだろうと踏むものでございます。
体力が維持されていれば、むしゃむしゃとものを食べることができます。わたくしはほぼ毎日、普段の1.5倍の食事、3倍のネギ、4倍の菓子パンを食べていました。天国でございました。
それで、普通に暮らしつつ風邪を治すことができたのでございます。
現状維持と申しますと、何か停滞しているようでマイナス評価であったのですが、今となっては悪化していないだけいいなと肯定的に見れるようになったわたくしでございます。
風邪に腕振りは、今後のわたくしに欠かせないものになりそうでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年2月22日 11:12 AM |
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なかなか、お勉強の計画が進まないという人もおられるかと存じます。それもそのはずであろうと、まずはご安心あれと申し上げたく存じます。
そもそも、自分が想像できないことはやれないという単純な事実をわたくしたちは見直す必要があると考えます。
わたくしは、化粧なんてしませんし、自分が化粧をしている姿など想像もできません。
そのため、百貨店の1階にある、あの香華の漂うピンク基調の手品のタネショップ・奇術ショップ・詐欺の片棒ショップの一連に自分が買い物に立つことなど、まず、できないのでございます。
良心もあるかとは存じますが。
お勉強のたとえでいいますと、これまでお勉強をしたことのない人が、突然に1日4時間の勉強計画を立てても、長時間勉強をしている自分を想像できないため、99%、失敗するものでございます。
ですから、これまでお勉強をしたことのない人は、まず20分・30分といった短い時間、せめて自分が創造できる範囲の時間から、お勉強の計画を練るべきなのでございます。
さて、想像もできないことはできない理屈と同様に、想像するのが難しいことも、やはり実行が難しいのでございます。
普段は本を読まない人が、毎日自分が数百ページもある本を読む姿を想像し難いものと考えます。
ならばやはり、学習計画で毎日テキストを読むという日課を立てても、それほどうまく進まないことでしょう。
テキストを毎日読んでいる自分を想像できないからでございます。
こう考えてみれば、「やってもいないこと」「よく知りもしないこと」が多数にのぼる序盤・中盤の学習計画なんて、想像力が足りない分、よくよく破綻するものでございます。
当たり前のことですが、自分のやるべき事が未知である分、それをやっている自分が想像できないものでありましょう。
そして、想像できないことはできないというセオリー通りに、お勉強はうまく行かないのでございます。
ですから、学習計画などは破れてなんぼのものと思って、ケツをまくっていればよいのでございます。
少なくとも、学習計画通りに事が進まないといって悲嘆することもないのでございます。
テキストは未だ読破ならず、問題集は道のり半ばというお勉強の進捗であれば、進まなくて当然、くらいの心持ちでやっていくのが一番なのでございます。
学習計画が本当に上手に進んでいくのは、過去問演習が終わって実力に脂が載るころからではないかと思います。
それ以降は、自他の実力が明らかになっておりますから、立てた計画の実効性も高くなっております。
立てたら立てた分だけ、お勉強ができるかと存じます。
そうこうして、学習計画が順調に、自分が頭に思う浮かべたように進んでいくのでございます。
まずは、想像の範囲から学習計画を練るのが、円滑にお勉強を進めるコツかと存じます。
行動は、想像の産物と申します。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年2月21日 11:19 AM |
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独学のベースは、適当且つ大雑把です。
ぶっちゃけいうと、最初から細かいところを仕上げていくお勉強だと、独学では続かないからです。
ざっとやっていって、必要なところから精緻に仕上げていくというやり方でございます。
こういうとなんですが、絵描きの人がざっとラフデザインをしてから下絵を完成させ、そしてちょこちょこと全体の色彩を整えつつ、細かな部分へ丹念に筆を入れていくというような高尚なたとえができることでしょう。
お勉強というのは、本試験のその日さえできていればよいものでありますから、その日までにできていればいいさと気楽に大風呂敷で構えておけばいいのでございます。
このように、大雑把がモットーの独学ではありますが、例外もあるのでございます。
お勉強の作業自体は適当でいいのですが、しっかり意識すべきところがあるのでございます。
それは、「何をするか」をしっかりアタマにおいて置くことでございます。
特に勉強序盤のうちは、今日の勉強は何かを、何をどれだけどのくらいするのかを詳細に把握してほしく存じます。
できるだけ、細かく見るのが賢明です。たとえば、問題演習であるなら、「第〇問、第△問、第□問。。。」という風に、自分が何問目をしていくのかさえ、意識するのです。
テキストを読むのであれば、「〇〇について×ページから△ページまで」などというように、細かく詳細にすべきことを把握するのでございます。
というのも、記憶というのは、大きな中心的なテーマに引っ付きやすいからでございます。
「今日は〇〇をやった」という詳細な検討があるだけで、記憶に残りやすいのでございます。
昨日は何をやったかな?と思ったときに、「〇〇だ!」と思い出せることさえできれば、お勉強したことのふたつみっつは思い出せるものでございます。
そのうえで復習をすれば、やったことの7割の記憶の息は吹き返すことかと存じます。
自分がやるべき中心的なテーマをしっかり意識することで、お勉強の効率のベースアップを図るものなのでございます。
よくお付き合いの中で、記念日にこだわる人種の方がおられるかと存じます。
わたくしなどは、自分の誕生日すら忘れますし、ときどき電話番号さえ忘れる人種でございます。
アタマの中は新作菓子パンでいっぱいなので、無用なことはすぐにどこか消えてしまうのでございます。メールアドレスなどは、菓子パン大好き@なんたらで統一しているものでございます。
結婚記念日や「今日は2人が出会った日」といった諸々の記念日を重視するのは、こうした中心的テーマを頭に刻みつけ重要視させることで、愛を忘れないよう、愛を再び確かめているものかと考える次第でございます。
「そういう人おったなあ」と老若男女ともども、思いを馳せてくださればと存じます。それは、印象付ける作戦だったのでございます。
愛すらも記憶と忘却の戦いでございます。
己の取っている、または取ってきた手練手管の職人芸を、お勉強にも活かすべきなのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2008年2月20日 11:41 AM |
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