| カテゴリー: 過去のススメ |
わたくしたちは、合格を目指してお勉強に励むものでございます。
試験勉強においては、ふたつの評価しかないものでございます。
合格か、不合格か、それ以外の評価はないのでございます。
いくら模試が成績上位であろうとも、不合格であれば空手形・空証文の類と同じでございます。
なんとも一生懸命がんばって、毎日12時間はお勉強をしたといえども、不合格であれば「ご苦労さん」の一言で片付けられてしまうものでございます。
本試験で高得点を取ったのはいいが、名前や受験番号を書き忘れたために不合格になれば、全くの徒労になるものでございます。
合格発表があって、合格証書を手に入れることだけが、受験生たる者の結果なのでございます。
もちろん、お勉強の過程も大事ではございます。そのプロセスこそ、次の成長の機縁になるからでございます。
合格者であろうとも不幸にも落ちた人であろうとも、結果までのプロセスこそ、実質的な真のお勉強でございます。プロセスから学ぶからこそ、わたくしたちは人として成長発展するものでございます。
試験の結果が不合格であったからといって、すべてのプロセスが悪いものと断言してはなりません。
わたくしたちは、機械ではありませんから、機械の性能評価のように己を見てはいけないのでございます。
とはいえ、語られるのは、合格か否かという結果のみでございます。
合格以外はそう語られないものでありますから、合格者の言だけが大きく取り上げられるものでございます。
しかしながら、合格者はすべてが同じというわけではないのでございます。
優秀な人で完全に実力だけで合格した人もいれば、たまたまマークシートの記入が当って運で受かった人もいることでございましょう。
結局のところ、本試験という1点のみで決まってしまうために、直前期の追い込みや一夜漬けで滑り込みで合格する人もいないわけではないのでございます。
合格者にもピンとキリがあることをご理解頂ければと存じます
合格者のすべての言が正しいとはいえないものでございます。
1級品もあれば、紛い物もいるということでございます。
わたくしなどは、受験後にたくさん勉強したほうですので、合格者のなかでは結構なアレであったと自問する次第でございます。
世に流布する試験情報というのは、玉石混交の合格者から発せられたものであることをご理解頂ければと存じます。
情報を鵜呑みせず人を見る目で以って、その言を計るのがよろしいかと存じます。
発言者の実際のその人となりを知らないのであれば、話半分で寝転んでせんべいをかじりながら聞いているかのような受け取り方でよいのではないかと考える次第でございます。
内容とともに
2008年2月12日 10:57 AM
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