20問‐R2下期:午後筆記の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第20問は、筆記の定番論点の「工事方法」の問題です。定番の金属管工事などが1つも出ていないため、難しい問題です。こういう問題も出るようになったので、電気工事については、すべてを押えるようにしましょう。

20問‐工事方法

 

 (クリックして拡大。)

 本問のレベルは「難」です。

 本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。

解説

 「工事方法」の論点は、独学定番の「金属管工事」や「ケーブル工事」を押えておけば、良い問題がほとんどでした。

 しかし、本問のように、それ以外の工事も、問われることがあります。

 定番化しそうなので、押えておきましょう。

 対策ページは、「施工場所と工事種類(金属線ぴ工事・金属ダクト工事・ライティングダクト工事・平形保護層工事)の語呂合わせとまとめ」です。

選択肢イ

 イの「点検できない隠ぺい場所であって、乾燥した場所の金属線ぴ工事」ですが、誤った記述です。

 「金属線ぴ工事」は、「露出(展開した場所)場所と、点検できる隠ぺい場所」で「乾燥した場所」にしか工事できません。

 本問では、「点検できない隠ぺい場所」なので、「×」と相なります。

 よって、選択肢は、「不適切」となります。

選択肢ロ

 ロの「点検できない隠ぺい場所であって、湿気の多い場所の平形保護層工事」ですが、誤った記述です。

 「平形保護層工事」ですが、「点検できる隠ぺい場所」で「乾燥した場所」にしか工事できません。

 よって、選択肢は、「不適切」となります。

選択肢ハ

 ハの「展開した場所であって、湿気の多い場所のライティングダクト工事」ですが、誤った記述です。

 「ライティングダクト工事」は、「露出(展開した場所)場所と、点検できる隠ぺい場所」で「乾燥した場所」にしか工事できません。

 よって、選択肢は、「不適切」となります。

選択肢ニ

 ニの「展開した場所であって、乾燥した場所の金属ダクト工事」ですが、正しい記述です。

 「金属ダクト工事」は、「露出(展開した場所)場所と、点検できる隠ぺい場所」で「乾燥した場所」にしか工事できません。

 よって、選択肢は、「適切」となります。

答え

 「イ」は「不適切」です。

 「ロ」は「不適切」です。

 「ハ」は「不適切」です。

 「ニ」は「適切」です。

 「適切なものを選べ」なので…、

 正解:ニ

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


筆記過去問リスト

 第1問から第30問までは、「一般問題」です。

 第31問から第50問までは、「配線図」です。

一般問題

 1問:直流回路電圧・・・「やや難」。

 2問:抵抗・・・「ふつう」。

 3問:熱量計算・・・「ふつう」。

 4問:交流回路の力率・・・「やや難」

 5問:Y(スター)結線・・・「ふつう」。

 6問:電圧降下・・・「ふつう」。

 7問:単相3線式の電力損失・・・「ふつう」。

 8問:許容電流計算・・・「ふつう」。

 9問:幹線許容電流・・・「ふつう」。

 10問:分岐回路設計・・・「ふつう」。

 11問:器具・・・「ふつう」。

 12問:絶縁最高許容温度・・・「ふつう」。

 13問:ねじなし電線管の工具・・・「ふつう」。

 14問:低圧三相かご形誘導電動機・・・「ふつう」。

 15問:零相変流器・・・「ふつう」。

 16問:器具写真鑑定1・・・「ふつう」。

 17問:器具写真鑑定2・・・「ふつう」。

 18問:測定器写真鑑定・・・「ふつう」。

 19問:絶縁処理・・・「やや難」。

 20問:工事方法・・・「難」。

 21問:ルームエアコン特則・・・「ふつう」。

 22問:D種接地工事・・・「ふつう」。

 23問:電磁的不平衡・・・「ふつう」。

 24問:回路計(テスタ)・・・「ふつう」。

 25問:絶縁抵抗・・・「ふつう」。

 26問:接地抵抗計・・・「ふつう」。

 27問:導通試験・・・「ふつう」。

 28問:法令一般・・・「やや難」。取る。

 29問:電気用品安全法・・・「やや難」。取る。

 30問:一般用電気工作物・・・「ふつう」。取る。

配線図

 31問:図記号・・・「ふつう」。

 32問:器具取付・・・「ふつう」。

 33問:図記号配線・・・「ふつう」。

 34問:図記号配線工事・・・「ふつう」。

 35問:図記号名称・・・「ふつう」。

 36問:絶縁抵抗・・・「ふつう」。

 37問:図記号器具・・・「ふつう」。

 38問:接地工事と接地線・・・「ふつう」。

 39問:図記号の意味・・・「ふつう」。

 40問:引込線取付点・・・「ふつう」。

 41問:図記号写真鑑別・・・「ふつう」。

 42問:接続作業・・・「ふつう」。

 43問:図記号写真鑑別1・・・「ふつう」。

 44問:図記号写真鑑別2・・・「ふつう」。

 45問:コネクタ当て・・・「難」。

 46問:ケーブル当て・・・「難」。

 47問:スリーブ当て・・・「難」。

 48問:工具写真鑑別・・・「ふつう」。

 49問:未使用コンセント・・・「ふつう」。

 50問:図記号探し・・・「やや難」。

第2種電気工事士 合格の生命線‐独学向け教材

 

 憶えられない、点数が伸びない、よく間違える、実力が付かない、何やってんのかわからないという人は、教材を見直してみてください。

 独学向けの良質な教材を使うことこそ、独学合格の“肝”です。

 教材の詳細は「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」に述べてますが、読むのがメンドクサイ人は…、

 筆記用のテキストは、絵が多くて漢字の少ない「 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格(2024年版) 」を、

 筆記用の過去問には、コンパクトで持ち運びやすい「 すい~っと合格赤のハンディ ぜんぶ解くべし!第2種電気工事士 筆記過去問2024 」を使います。

 技能のテキストは、写真の多い「 2024年版 ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格: 入門講習DVD付 」を…、

 技能の工具は、定番メーカー:HOZANの「ホーザン(HOZAN) 基本工具 DK-28 」を…、

 技能の材料には、工具と同じメーカーの「ホーザン(HOZAN) DK-52 2回セット」を使います。

 (教材には「年度」対応があるので、必ず、自分の受ける年になっているか、確認してください。

 (「技能教材よくある質問(何回分がいいの?等)」も、参考にしてください。)

第2種電気工事士 技能 独学 補助教材

 第2種電気工事士 技能試験の独学は、ケーブル等の教材と工具、そして、テキストがあれば間に合います。

 とはいえ、独学に「あると便利」なものが多々あります。まさに独学向けというものなので、参考にしてください。

 高評価だったのは、「ホーザン(HOZAN) 合格配線チェッカー Z-222」です。

 利用者曰く、「回路的に正しいという自信が付く。使えない問題もあったが、最も役に立った。」とのことです。

 独学だと、候補問題を作っても、答え合わせに一苦労します。

 わたしも、受験生当時に(これで合ってるの?)と、お手本のテキストとにらめっこした記憶があります。往時にあったらとても便利だったと思います。

 独学で一抹の不安のある方は、使ってみてください。

 次は、「ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200」です。

 多用途、時短になる、ウォータレンチプライヤの代わりにもなる、と高評価です。

 これは、独学に関係なく、有用かと思います。

 さて、独学では役には立つも、“すごくではない”というのが…、

 ・ホーザン(HOZAN) 合格クリップ P-926

 ・ホーザン(HOZAN) 合格ゲージ P-925 P-956/P-957/P-958用

 …です。

 クリップの方は、ホーザン教材に入っているもので十分とのこと。ホーザンの教材でない人は、一考するといいでしょう。

 んで、ゲージの方は、外れやすいのでアレ、使わなくなる、とのことです。用途に合いそうなら、考えてみてください。

 なお、セットのもあります。「HOZAN (ホーザン) の合格シリーズ3点セット【 DK-200 合格マルチツール 】【 P-926 合格クリップ 】【 P-925 合格ゲージ 】」です。

 独学の欠点をこれらの補助教材でカバーできます。“絶対”に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

 教材にお金を惜しんではいけません。

PDF過去問の閲覧

 

 PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

 手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。

 受験が終わっても、危険物や消防設備士等の試験で使えるし、サブ機としても使えます。2電工を機に「Fire HD」を検討するのも、損はないです。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 「第2種電気工事士:独学資格ガイド」でも述べていますが、2電工は圧倒的な求人数を誇る優良資格で、人生の保証・保険になる資格です。わたし個人、とって本当に損がなかったと、ひしひし感じています。何か資格でも、とお考えの方は、いの一番に2電工を推薦します。

 先述したように、文系・電気ド素人でも、試験に巨大なハンデはないので、食わず嫌いをせず、挑戦してみてください。

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

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