人体 一問一答

脳や神経系の働き 中枢神経系

 テキストのページは、「脳や神経系の働き 中枢神経系」です。

 んでは、スタート。

『中枢神経系は脳と延髄から構成される。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 はい、出ました!、これこそ登録販売者!という感じの問題です。

 間違っているのは、「延髄」のところです。

 正しくは、「脊髄」です。

 似たような漢字の語句は、くれぐれも注意してください。

『脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 カタカナ語句とかないですが、こういうのも出るので、丁寧に読んでおきましょう。

 「脳の“上部”」とかになっていても、気が付いてくださいよ。

『脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍出量の約20%、酸素の消費量は全身の約25%、ブドウ糖の消費量は全身の約15%と多い。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 数字問題です。昔はよく出てましたが、今はあんまり出てません。

 しかし、油断はできないです。過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。

 正しい記述は…、

 「脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍出量の“約15%”、酸素の消費量は全身の“約20%”、ブドウ糖の消費量は全身の“約25%”と多い。」

 …です。

 憶え方あります。「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」を参考にしてください。

 この数字は、忘れたころに出るので、押えておきましょう。

『脳の毛細血管が中枢神経の間質液環境を血液内の組成変動から保護するように働く機能を血液脳関門という。』

正誤はこちら。

 「血液脳関門」の正しい記述です。

 血液胎盤関門とかじゃないので、注意してくださいね。

『小児では、血液胎盤関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「血液胎盤関門」のところです。

 正しくは、「血液脳関門」です。

 似た語句は、注意してください。

 なお、正しい記述は…、

 「小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳の組織に達しやすい。」

 …です。

 禁忌に小児がある根拠です。押えておきましょう。

『脊髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。出ました!って感じですね。

 間違っているのは、「脊髄」のところです。

 正しくは、「延髄」です。

 心臓中枢と呼吸中枢があるのは、延髄ですね。

『脊椎は脊髄の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝える。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。これまた、登録販売者らしい!って感じですね。

 間違っているのは、「脊椎は脊髄の中」のところです。

 正しくは、「脊髄は脊椎の中」です。

 こんな下らない問題を落とさないようにしてくださいね。テキストを精読しておきましょう。

『脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介して刺激を返す場合があり、これを脊髄反射と呼ぶ。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。なんだよこれーという感じの問題ですね。

 間違っているのは、「脳を介して」のところです。

 正しくは、「脳を介さず」です。

 こんな、人を食った問題も出ますねん。

 注意してくださいね。

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補足リンク1

 通読用・・・「脳や神経系の働き 全記述

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こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

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