人体 一問一答

目、鼻、耳などの感覚器官 筋組織

 テキストのページは、「目、鼻、耳などの感覚器官 筋組織」です。

 んでは、スタート。

『腱は結合組織のみでできているので、伸縮性に富んでいる。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「伸縮性に富んでいる」のところです。

 正しくは、「伸縮性はあまりない」です。

 「腱」は、なんか知らんけれども、よく出る記述です。テキストを精読しておきましょう。

『骨格筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見えるので横紋筋とも呼ばれる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 骨格筋は、横紋筋で、そして、随意筋です。

 このあたりがよくよく問われるので、ガチ暗記してください。

『骨格筋は、収縮力が強く、自分の意識どおりに動かすことができる随意筋であるが、疲労しやすく、長時間の動作は難しい。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 骨格筋は、横紋筋で、そして、随意筋です。

『骨格筋の疲労は、運動を続けることでエネルギー源として蓄えられている乳酸が減少し、酸素や栄養分の供給不足が起こるとともに、乳酸の代謝に伴って生成するグリコーゲンが蓄積して、筋組織の収縮性が低下する現象である。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 ずっこける問題ですが、出題実績があります。

 乳酸とグリコーゲンが入れ替えられていますね。

 正しい記述は…、

 「骨格筋の疲労は、運動を続けることでエネルギー源として蓄えられているグリコーゲンが減少し、酸素や栄養分の供給不足が起こるとともに、グリコーゲンの代謝に伴って生成する乳酸が蓄積して、筋組織の収縮性が低下する現象である。」

 …です。

 出題者は、ちゃんとテキストを読んでるかどうか、チェックしてるんでしょうね。

『随意筋に対して、意識的にコントロールできない筋組織を不随意筋という。骨格筋と心筋は不随意筋である。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「骨格筋と心筋」のところです。

 正しくは、「平滑筋と心筋」です。

 骨格筋は、横紋筋で、そして、随意筋です。

 このあたり、混同が起きやすいので、ず――と出てます。ガチで正確に暗記してください。

『平滑筋は、筋線維に骨格筋のような横縞模様がなく、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。』

正誤はこちら。

 平滑筋の正しい記述です。

 平滑筋は、横紋筋じゃないです。

 平滑筋は、不随意筋です

 こういうとアレですが、平滑筋は、焼き肉のホルモンと考えておけばいいでしょう。

『心筋は、心臓壁にある筋層を構成する筋組織で、不随意筋であるが筋線維には骨格筋のような横縞模様があり、強い収縮力と持久力を兼ね備えている。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 心筋の正しい記述です。

 心筋は、横紋筋です。

 心筋は、不随意筋です

 このあたりは、必ず整理して憶えてください。

『随意筋(骨格筋)は自律神経系で支配されるのに対して、不随意筋(平滑筋及び心筋)は体性神経系に支配されている。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 定番の出題です。語句入れ替えの問題ですね。

 正しい記述は…、

 「随意筋(骨格筋)は体性神経系(運動神経)で支配されるのに対して、不随意筋(平滑筋及び心筋)は自律神経系に支配されている。」

 …となっています。

 似たような語句は、「入れ替え」問題の餌食になるので、キッチリ見ておきましょう。

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