人体 一問一答

目、鼻、耳などの感覚器官 骨格系

 テキストのページは、「目、鼻、耳などの感覚器官 骨格系」です。

 んでは、スタート。

『骨格系は骨と関節からなり、骨と骨が関節で接合し、相連なって体を支えている。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 テキストそのまんまの出題です。

 こういう、何でもない記述も、サクッと出るようになっています。

 自信を持って答えるためにも、テキストを精読しておきましょう。

『骨は体の器官のうち最も硬い組織の一つで、その基本構造は、(1) 主部となる関節軟骨、(2) 骨質表面を覆う骨髄、(3) 骨質内部の骨質、(4) 骨の接合部にある骨膜、の四組織からなる。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 全然違いますね。個々の語句が滅茶苦茶に入れ替えられています。

 正しい記述は…、

 「骨は体の器官のうち最も硬い組織の一つで、その基本構造は、(1) 主部となる骨質、(2) 骨質表面を覆う骨膜、(3) 骨質内部の骨髄、(4) 骨の接合部にある関節軟骨、の四組織からなる。」

 …です。

 「ひっかけ」的な問題を作りやすいところです。テキストを精読しておきましょう。

『骨には、身体各部の支持機能、臓器保護機能、運動機能、造血機能、貯蔵機能がある。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 骨の機能です。あんまり出ないからこそ、見ておきましょう。

『すべての骨の骨髄で造血が行われている。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 「注記」からの出題です。その「注記」は…、

 『すべての骨の骨髄で造血が行われるわけでなく、主として胸骨、肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨などが造血機能を担う。』

 …となっています。

 出題実績のあるところです。個々の骨を暗記する必要はないですが、シッカリ読んでおきましょう。

『骨は、成長が停止すれば、破壊(骨吸収)と修復(骨形成)も停止する。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。昔から出てます。

 正しい記述は…、

 「骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われている。」

 …です。

 テキストを精読しておきましょう。

『骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨形成)と修復(骨吸収)が行われている。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 登録販売者的な問題です。骨形成と骨吸収が入れ替えられています。

 「骨は生きた組織であり、成長が停止した後も一生を通じて破壊(骨吸収)修復(骨形成)が行われている。」

 …です。

 出題実績のあるところです。丁寧に読んでおいてください。

『骨組織を構成する有機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなるが、それらのカルシウムが骨から溶け出し、ほぼ同量のカルシウムが骨に沈着する。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「有機質」のところです。

 正しくは、「無機質」です。

 こういう語句も変えられるのが登録販売者試験の特徴です。チェックしておきましょう。

『吸収と形成のバランスが取られることにより、一定の骨密度が保たれる。有機質は骨に硬さを与え、無機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靱さを保つ。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 本問も、無機質と有機質の語句が入れ替えられてます。

 正しい記述は…、

 「吸収と形成のバランスが取られることにより、一定の骨密度が保たれる。無機質は骨に硬さを与え、有機質(タンパク質及び多糖体)は骨の強靱さを保つ。」

 …です。

 文系の人は、注意してくださいね。

『骨の関節面は弾力性に富む柔らかな滑膜に覆われ、これが衝撃を和らげ、関節の動きを滑らかにしている。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「滑膜」のところです。

 正しくは、「関節軟骨」です。

 軽く読んだだけでは、解けないと思います。

 こういう出題に備えるためにも、丁寧にテキストに当たってください。

 なお、本問の「滑膜」ですが、「関節周囲を包む膜(滑膜)は軟骨の働きを助け、靱帯は骨を連結し、関節部を補強」です。

 併せて押えておきましょう。

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 大元インデックス・・・「Webテキスト インデックス

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こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

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