人体 一問一答

目、鼻、耳などの感覚器官 外皮系3

 テキストのページは、「目、鼻、耳などの感覚器官 外皮系3」です。

 んでは、スタート。

『皮膚の付属器として毛がある。毛根の最も深い部分を毛球という。毛球の下端のへこんでいる部分を毛乳頭といい、毛乳頭には毛細血管が入り込んで、取り巻く毛母細胞に栄養分を運んでいる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 テキストそのまんまの出題です。

 毛球・毛乳頭・毛母細胞ですが、あんまり出てないからこそ、危ないです。

 これまで試験に出てないからこそ、見ておきましょう。

『毛乳頭では細胞分裂が盛んに行われ、次々に分裂してできる新しい細胞が押し上げられ、次第に角化して毛を形成していく。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「毛乳頭」のところです。

 正しくは、「毛母細胞」です。

 「毛乳頭」は、「毛球の下端のへこんでいる部分」でしたね。

 試験に出るとしたら、基本用語を問うくらいです。

 テキストを精読しておきましょう。

『毛母細胞の間にはメラノサイトが分布し、産生されたメラニン色素が毛母細胞に渡される。このメラニン色素の量によって毛の色が決まる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 手引きそのまんまです。

 出るとしたらこのくらいなので、テキストを精読しておきましょう。

『立毛筋は、気温や感情の変化などの刺激により収縮し、毛穴が隆起する立毛反射(いわゆる「鳥肌」)が生じる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 鳥肌ですが、よく知られていることから、試験に出る可能性が高いです。

 ガチ暗記は無用ですが、そのメカニズムをテキストで追っておきましょう。

『汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するエクリン腺(体臭腺)と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するアポクリン腺の二種類がある。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。一番よく出ます。昔から出てます。汗腺のド定番論点です。

 カタカナ語句のアポクリン腺とエクリン腺が入れ替えられています。

 正しい記述は…、

 「汗腺には、腋窩(わきのした)などの毛根部に分布するアポクリン腺(体臭腺)と、手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布するエクリン腺の二種類がある。」

 …です。

 憶え方あります。「アポクリン腺・エクリン腺(外皮系)」を参考にしてください。

 必ず解けるようになっておきましょう。

『汗はエクリン腺から分泌され、体温調節のための発汗は全身の皮膚に生じるが、精神的緊張による発汗は手のひらや足底、脇の下、顔面などの限られた皮膚に生じる。』

正誤はこちら。

 正しい記述です。

 「注記」からの出題です。

 実体験のあるものなので、理解はたやすいかと思います。

 ただ、要注意は、カタカナ語句の「エクリン腺」です。

 アポクリン腺への入れ替えを前提に見ておいてください。

『疲労や衰弱したときの睡眠中に生じる発汗(ねあせ。漢方では「盗汗」という)も、体温調節と密接に関係している。』

正誤はこちら。

 誤った記述です。

 間違っているのは、「体温調節と密接に関係している」のところです。

 正しくは、「体温調節とは無関係に起こる」です。

 「注記」からの出題です。よく知られた「ねあせ」がテーマなので、出そうです。

 一般常識的にも、押えておきましょう。

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