登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページでは、「ほ」の付く生薬の「ホップ」について、見ていきます。当該生薬の傾向と対策、優先順位、語呂あわせや、頻出ポイントをまとめています。そのほか、過去問を「○×問題」形式で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用に。独学者向け。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「チョウトウコウ、サンソウニン、カノコソウ、チャボトケイソウ、ホップ等の生薬成分が複数配合されている製品がある。」
「生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべきである。」
「ヨーロッパ南部から西アジアを原産とするアサ科のホップ Humulus lupulus L.559の成熟した球果状の果穂が薬用部位となる。」
「神経の興奮・緊張の緩和が期待される。」
…以上です。
名称と基原が同じなので、楽できます。「基原と名称が同じ生薬一覧」で、横断的に憶えてしまってください。
効能は、ビールを飲めば、体感できるかと思います。
「ホップ」ですが、出題実績がほとんどありません。
よって、優先順位は、「低い」といわざるを得ません。
なお、当該ホップが配合された市販薬を調べてみましたが、見当たりませんでした。
当該生薬は…、
「ホップは、緊張や興奮の緩和を期待して用いられる。」
…といった感じに出題されています。
設問の「ホップは、緊張や興奮の緩和を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
当該ホップには、「緊張や興奮の緩和」の作用があります。「鎮静」の生薬です。
こんな次第で、解答は、「○」と相なります。
ちなみに、「ホップ」は、「ビール」の原材料です。
一杯やれば、効果のほどは、即、わかります。PCやスマホの電気を落として、缶ビールで乾杯してください。
なお、「鎮静」の生薬には、語呂があります。
「鎮静‐チョウトウコウ・サンソウニン・カノコソウ・キッソウコン・チャボトケイソウ・ホップ-登録販売者 生薬の憶え方」で、憶えてしまいましょう。
当該ホップは、「睡眠鎮静薬」で登場する生薬です。
手引きには…、
「チョウトウコウ、サンソウニン、カノコソウ、チャボトケイソウ、ホップ等の生薬成分が複数配合されている製品がある。」
「生薬成分のみからなる鎮静薬であっても、複数の鎮静薬の併用や、長期連用は避けるべきである。」
…とあります。
生薬とは言えども、長期連用はダメ、複数の鎮静薬との併用はダメです。
「使用上の注意」は、まず出るので、押えておきましょう。
暗記用に、空白問題を出しておきます。
ホップ --- 「〇〇や興奮の緩和」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「ほ」の付く生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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