登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページでは、「は」の付く生薬の「ハンピ」について、見ていきます。当該生薬の傾向と対策、優先順位、語呂あわせや、頻出ポイントをまとめています。そのほか、過去問を「○×問題」形式で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用に。独学者向け。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「ハンピは、内臓を取り除いたニホンマムシ等の皮及び内臓を取り除いたものを基原とする。」
「強壮、血行促進、強精(性機能の亢進)などの作用が期待される。」
…以上です。
基原は、「マムシ」なので、すぐ憶えられるでしょう。
ハンピは、ほとんど試験には出ていません。
最近の出題では、「R4 福島県 第55問」の選択肢cくらいです。
あまり問われませんが、基原が即イメージできるものなので、押さえておいて損はありません。
よって、優先順位は、「まあまあ」です。
なお、当該成分が配合された市販薬には、「 【第2類医薬品】ストルピン液 30mL 」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「ハンピは、強壮、血行促進、強精などの作用が期待される。」
…といった感じに出題されています。
設問の「ハンピは、強壮、血行促進、強精などの作用が期待される。」ですが、正しい記述です。
問題文の言うように、「ハンピ」には、「強壮、血行促進、強精(性機能の亢進)」などの作用があります。
こんな次第で、解答は、「○」と相なります。
さて、当該ハンピと、同じような効能のある生薬に、「インヨウカク」があります。
こういうとアレですが、なぜか、「ハンピ」とか「インヨウカク」のように、「強精(性機能の亢進)」効果のある生薬は、問われない傾向があります。
試験的に、「夜的なもの」を出題するのは、差し障りがあるのでしょう。
しかし、最近の試験では、当該強精のものが問われるようになっているので、チェックだけはしておきましょう。
「ハンピ」ですが、漢字すると「反鼻」です。
んで、当該ハンピの基原は「マムシ」です。乾燥したマムシは、鼻が反る(そる)ほど、強烈な臭いがあります。沖縄や沖縄料理店で、嗅いでみてください。
こんな感じで、「ハンピ→鼻反→“鼻”が“反”り返る臭いのマムシ」くらいに把握すると、頭に残ります。
暗記用に、空白問題を出しておきます。
ハンピ --- 「○○、○○○○、○○(性機能の亢進)」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「は」の付く生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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