65問‐東京都 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「眠気を促す薬」についての問題です。カタカナ成分の選択肢が2つ、漢方処方製剤の選択肢が2つあります。基本レベルです。本問のように、ふつうに漢方処方製剤が問われるようになっているので、漢方処方製剤も、勉強しましょう。

65問‐眠気を促す薬

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる」ですが、誤った記述です。

 「柴胡加竜骨牡蛎湯」ですが、体力規定は、「体力中程度“以上”」です。

 「鎮静」の漢方処方製剤で、体力規定が「体力中等度“以下”」なのは、「桂枝加竜骨牡蛎湯」などです。

 こういうとアレですが、「柴胡」の「サイコ」は、キツイ生薬です。

 よって、体力が中程度以上の、まあ元気な人が服用可能、ってな次第です。

 対して、「桂枝」の「ケイシ」は、比較的穏やかな生薬です。

 んなもんで、体力が中程度以下の、元気がなくはない人でも服用可能、ってな感じです。

 参考:柴胡加竜骨牡蛎湯

 参考:桂枝加竜骨牡蛎湯

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「ジフェンヒドラミン塩酸塩は、脳内におけるヒスタミン刺激を高めて、眠気を促す」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「高めて」のところです。

 正しくは、「低下させて」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「ブロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡眠障害の緩和に適している」ですが、誤った記述です。

 配偶者を見るかの如く、ダメな選択肢です。

 「ブロモバレリル尿素」ですが、「胎児に障害を引き起こす可能性がある」とあり、「妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべき」となっています。

 参考:ブロモバレリル尿素

 なお、「適正使用」では、「相談すること」となっています。

 参考:相談すること‐妊婦等(妊婦又は妊娠していると思われる人)

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、「催眠鎮静薬」には、妊婦等への注意喚起があって…、

 『妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、睡眠改善薬の適用対象ではない。』

 …とあります。

 併せて、押えておきましょう。

選択肢d

 選択肢dの「酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 参考:酸棗仁湯

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ・かぜ薬・・・「ふつう」。

 62問:かぜ薬の配合成分・・・「ふつう」。

 63問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。

 64問:プロスタグランジン及び解熱鎮痛薬・・・「やや難」。

 65問:眠気を促す薬・・・「ふつう」。

 66問:眠気防止薬・・・「ふつう」。

 67問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)・・・「ふつう」。

 68問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。

 69問:鎮咳去痰薬の生薬成分・・・「やや難」。

 70問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)・・・「ふつう」。

 71問:制酸薬・・・「ふつう」。

 72問:胃の薬・・・「ふつう」。

 73問:腸の薬・・・「ふつう」。

 74問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。

 75問:浣腸薬・・・「ふつう」。

 76問:心臓などの器官や血液に作用する薬・・・「ふつう」。

 77問:高コレステロール改善薬・・・「ふつう」。

 78問:貧血用薬・・・「ふつう」。

 79問:循環器用薬・・・「ふつう」。

 80問:痔の薬・・・「ふつう」。

 81問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。

 82問:婦人薬・・・「ふつう」。

 83問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。

 84問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。

 85問:眼科用薬・・・「ふつう」。

 86問:点眼薬・・・「ふつう」。

 87問:殺菌消毒薬・・・「ふつう」。

 88問:外皮用薬・・・「やや難」。

 89問:外皮用薬2・・・「ふつう」。

 90問:角質軟化薬及びにきび用薬・・・「ふつう」。

 91問:みずむし・たむし用薬・・・「ふつう」。

 92問:歯痛・歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。

 93問:禁煙補助剤・・・「やや難」。

 94問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。

 95問:漢方処方製剤の重篤な副作用・・・「ふつう」。

 96問:生薬成分・・・「難」。

 97問:生薬成分2・・・「ふつう」。

 98問:消毒薬・・・「ふつう」。

 99問:殺虫剤・・・「ふつう」。

 100問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。

R2 東京都 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 東京都 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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