登録販売者の「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の論点「薬害の歴史」のポイントをまとめたページ。CJD訴訟,HIV訴訟,スモン訴訟,サリドマイド訴訟といった薬害訴訟の論点の共通事項や、被告、制度創出などをまとめています。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 登録販売者, 登録販売者 まとめ, 登録販売者 基本的知識, 登録販売者 薬害訴訟
まず第一に強調しておきたいのは、「薬害訴訟の論点は、実に、費用対効果が高い」ということです。
「基本的知識」の論点「薬害の歴史」は、少なくとも3問が、多ければ、4問が問われる公算です。
それなのに、テキストでは、約5ページくらいの分量です。
しかも、ほぼ毎年問われる論点です。
約5ページで、ほぼ毎回、3~4問の出題なので、1問当たり「1.5ページ強」の勉強で、「1点」になる計算です。
全試験科目中、最も費用対効果が高いです。
「医薬品」などと比べれば、雲泥の差のコスパです。
シッカリ押えて、「医薬品」や「適正使用」の失点に備えましょう。
すべて、「和解」が成立しています。
んなもんで、選択肢にて、たとえば、「国とは和解したが、製薬業者とは係争中である」などとあれば、すべての訴訟で、「×」となります。
サリドマイド訴訟・スモン訴訟・HIV訴訟は、「国」と「製薬業者」が訴えられました。
そして、CJD訴訟では、「国」と「輸入販売業者」と「製造業者」が訴えられました。
サリドマイド訴訟・スモン訴訟・HIV訴訟は、被告が同じですが、CJD訴訟だけ異なっています。
当該論点は、細かい物まで問われる傾向があるので、念のため、整理して憶えておきましょう。
サリドマイド訴訟・スモン訴訟を契機に、「医薬品副作用被害救済制度」が創設されました。
HIV訴訟・CJD訴訟を受けて、「生物由来製品による感染等被害救済制度の創設」が創出されました。
上記2点は、必ず、出題されるといっていい、頻出ポイントです。
本当に、ここだけは押えておきましょう。
ちょっとだけ注意ですが、先の制度創出は、ガチの「限定」ではありません。
選択肢では、『等』と表現されることがあります。
たとえば…、
「サリドマイド訴訟“等”を契機に医薬品副作用被害救済制度が創設された」や「スモン訴訟“等”を契機に(略)」とか…、
「HIV訴訟“等”を受けて…」とか「CJD訴訟“等”を契機に生物由来製品…」といった風です。
当該“等”でも、公式では正解となっています。
個々の2つの訴訟が厳密にそろってないとダメ、ではないので、ちょっとだけ、選択肢の吟味を緩めてください。
薬害訴訟の共通的なことは、以上です。
個々の薬害の訴訟は…、
…で、押えていってください。
通勤・通学のお供に。
2019年11月14日 6:24 PM
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