第89問‐関西広域連合 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「保健機能食品等」についての問題です。選択肢dが小難しいです。そのうえに、当該選択肢が最終解答のキーをになっているので、確答も難しい問題です。復習だけはしておきましょう。
第89問‐保健機能食品等
（クリックして拡大。）
難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢a
選択肢aの「食品とは、医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品以外のすべての飲食物 をいう。」ですが、正しい記述です。
「食品安全基本法」と「食品衛生法」では、「食品とは、医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品以外のすべての飲食物をいう」となっています。
「医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品」のところがよく変えられるので、たとえば、「医薬品、医薬部外品及び“化粧品”」などに変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「特定保健用食品、機能性表示食品、特別用途食品を総称して、保健機能食品という。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「特別用途食品」のところです。
正しくは、「機能性表示食品」です。
「保健機能食品」ですが、「① 特定保健用食品、② 栄養機能食品、③ 機能性表示食品 」を総称したものです。
「登録販売者 「保健機能食品等の食品」の穴埋め問題‐法令 オリジナル練習問題3」などを活用して、暗記してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「特別用途食品の中には、えん下困難者用食品が含まれる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストの図や、先に挙げたリンクページの表を参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「機能性表示食品は、食品表示法に基づく食品表示基準に規定されている 食品である」ですが、正しい記述です。
「機能性表示食品」の正しい記述です。
手引きには…、
「食品表示法第４条第１項の規定に基づく食品表示基準 に規定されている食品である」
…とあります。
意外なところからの出題です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
令和5年度 関西広域連合 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
法規
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由