本問は、「基本知識」の「C型肝炎及びC型肝炎訴訟」についての出題です。CJDとは、「クロイツフェルト・ヤコブ病」をいいます。「基礎知識」では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
「C型肝炎訴訟」の問題です。定番論点です。
「C型肝炎訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。
「薬害」については、細かいところまで問われるので、テキストの精読が必須です。
選択肢aの「C型肝炎訴訟とは、ウイルスに汚染された注射器(注射針や注射筒)が連 続使用されたことが原因で、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損 害賠償訴訟である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ウイルスに汚染された注射器(注射針や注射筒)が連 続使用されたことが原因で、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損 害賠償訴訟」のところです。
正しくは、「出産や手術での大量出血などの際に特定のフィブリノゲン製剤や血液凝固第Ⅸ因子製剤の 投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟」です。
キーワードの「フィブリノゲン製剤」や「血液凝固第Ⅸ因子製剤」は、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「Ⅸ」ですが、これは、「9」です。
個人的には、こう言うとアレですが、“うまい”設問だと思います。
(あれーそうだっけ?!)的に、ついウッカリ間違えそうなので、注意してください。
選択肢bの「国及び製薬企業を被告として、複数の地裁で提訴されたが、判決は、国及 び製薬企業が責任を負うべき期間等について判断が分かれていた。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「国及び製薬企業を被告として、」
「2002年から2007年にかけて、5つの地裁で提訴され たが、」
「2006年から2007年にかけて言い渡された5つの判決は、国及び製薬企業が責 任を負うべき期間等について判断が分かれていた。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
テキストを精読しておきましょう。
年号・年月日は、問われたことがないので、2002年から2007ウンヌンに、神経質になる必要はありません。
選択肢cの「C型肝炎ウイルス感染者の早期・一律救済の要請にこたえるべく、2008年 1月に議員立法による特別措置法が制定、施行された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
再度述べますが、年号・年月日は、問われたことがないので、2008年 1月ウンヌンは、気にしなくていいです。
選択肢dの「「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)」を 受け、医師、薬剤師、法律家、薬害被害者などの委員により構成される医薬 品等行政評価・監視委員会が設置された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「C型肝炎訴訟」を受けて、「医薬品等行政評価・監視委 員会」が設置されました。
制度創設は、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする