第19問‐関西広域連合 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「ＣＪＤ及びＣＪＤ訴訟」についての出題です。基本知識では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を１つとして、落とさないようにしましょう。
第19問‐ＣＪＤ及びＣＪＤ訴訟
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説
「CJD訴訟」の問題です。ド定番論点です。
「CJD訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。
「薬害」については、細かいところまで問われるので、テキストの精読が必須です。
選択肢a
選択肢aの「ＣＪＤ訴訟とは、脳外科手術等に用いられていたウシ原料由来の人工硬膜を介してＣＪＤに罹患したことに対する損害賠償訴訟である。」ですが、誤った記述です。
超絶定番の「ひっかけ」問題です。
間違っているのは、「“ウシ”原料由来の人工硬膜」のところです。
正しくは、「“ヒト”乾燥硬膜」です。
本当によく出るので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「ＣＪＤは、細菌の一種であるプリオンが原因とされている。」ですが、誤った記述です。
これまた、定番の出題です。
間違っているのは、「“細菌”の一種であるプリオン」のところです。
正しくは、「“細菌でもウイルスでもないタ ンパク質”の一種であるプリオン」です。
ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「本訴訟では、輸入販売業者及び製造業者が被告として提訴されたが、国は 提訴されなかった。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「国は 提訴されなかった。」のところです。
ＣＪＤ訴訟ですが、被告は、「国、輸入販売業者及び製造業者」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
本問のような、「被告」については、「薬害訴訟（CJD訴訟,HIV訴訟,スモン訴訟,サリドマイド訴訟,Ｃ型肝炎訴訟）の横断学習のページ‐論点整理とまとめ」で、横断的に押えておきましょう。
選択肢d
選択肢dの「本訴訟を一因として、生物由来製品による感染等被害救済制度が創設さ れた。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「ＣＪＤ訴訟」を契機に、「独立行政法人医薬品医療機器総合機構」による「生物由来製品による感染等被害救済制度の創設」がなされました。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、他県では、「独立行政法人医薬品医療機器総合機構（総合機構）」のところを問うたところもあるので、チェックしておきましょう。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
正しいものの組み合わせを探せば、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和5年度 関西広域連合 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
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