本問は、「適誤使用」の「企業からの副作用等の報告制度」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「企業からの法第68条の10第1項の規定に基づく副作用等の報告は、 義務ではなく自主的な報告である。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
義務づけられています!
手引きには…、
「製造販売業者等には、法第68条の10第1項の規定に基づき、その製造販売をし、又は承 認を受けた医薬品について、」
「その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生、その使用に よるものと疑われる感染症の発生等を知ったときは、」
「その旨を定められた期限までに厚生労働大臣に報告することが義務づけられている」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医療用医薬品で使用されていた有効成分を一般用医薬品で初めて配合し たものについては、承認条件として承認後の一定期間(概ね8年)、安全性 に関する調査及び調査結果の報告が求められている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「概ね8年」のところです。
正しくは、「概ね3年」です。
「概ね8年」なのは、「具体的には既存の医薬品 と明らかに異なる有効成分が配合されたもの」です。
このあたり、他県でも出るようになっているので、押えておきましょう。
また、数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「登録販売者を含む医薬関係者は、製造販売業者等が行う情報収集に協力 するよう努めなければならない」ですが、正しい記述です。
「努力義務」です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「製造販売業者は、医薬品によるものと疑われる副作用症例のうち、使用上の注意から予測できないものでも、非重篤の国内事例であれば、法第68条 の10第1項の規定に基づく報告義務はない。」ですが、誤った記述です。
選択肢のケースの「使用上の注意から予測できないもの‐非重篤‐国内事例」だと「定期報告」の義務があります。
【企業からの副作用等の報告制度】ですが、「適正使用」で定番化した論点です。
「適正使用の「医薬関係者の副作用報告」と「企業からの副作用等の報告」の期限のまとめと憶え方」などで、対策を練ってください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
115問:使用しない‐牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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