本問は、「適正使用」の「相談すること‐基礎疾患」についての問題です。「相談すること」は、憶えることが実に多く、確答の厳しい論点です。頻出のジプロフィリンなどは、ガチで押えておきましょう。余裕がなくても、復習だけはして、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「胃・十二指腸潰瘍‐エテンザミド」ですが、正しい記述です。
当該エテンザミドのほか、アスピリン、アスピリンアルミニウム、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、サリチルアミドも、「相談すること」となっています。
できる範囲で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「相談すること 基礎疾患1」も、参考にしてください。
選択肢bの「高血圧‐フェニレフリン塩酸塩」ですが、正しい記述です。
「フェニレフリン塩酸塩」は「アドレナリン作動成分」です。
そのほか、メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分、マオウも、「相談すること」となっています。
できる範囲で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「腎臓病‐メチルエフェドリン塩酸塩」ですが、誤った記述です。
「腎臓病」の人が「相談すること」なのは…、
・アスピリン、アスピリンアルミニウム、 エテンザミド、イブプロフェン、アセト アミノフェン
・グリチルリチン酸二カリウム、グリチル レチン酸、カンゾウ
・スクラルファート、水酸化アルミニウム ゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、 ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサ イト、アルジオキサ等のアルミニウムを 含む成分が配合された胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬
…などです。
ぜんぶを押えるのは無理でしょうが、復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「糖尿病‐ジプロフィリン」ですが、誤った記述です。
ジプロフィリンが「相談すること」なのは、「てんかん」と「甲状腺機能障害、甲状腺機能亢進症」です。
この選択肢だけは、判別できるようになっておきましょう。
さて、「糖尿病」が「相談すること」なのは…、
・アドレナリン作動成分が配合された鼻炎用点鼻薬
・メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキ ノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩 酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のアドレナリン作動成分
・マオウ
…といったところです。
できる範囲で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
115問:使用しない‐牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人
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