117問‐香川県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「副作用等の報告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

117問‐副作用等の報告

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「医薬品との因果関係が明確でない場合は、報告の対象とならない。」ですが、誤った記述です。

 因果関係が明確でなくても、報告対象となっています。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと思わ れる健康被害についても報告がなされる必要がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「複数の専門家が医薬品の販売等に携わっている場合は、当該薬局又は医薬品の販売業 において販売等された医薬品の副作用等によると疑われる健康被害の情報に直接接した 専門家すべてから報告書が提出される必要がある」ですが、誤った記述です。

 関係した1人でOKです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「保健衛生上の危害の発生又は拡大防止の観点から、報告の必要性を認めた場合におい ては、15日以内に、郵送で独立行政法人医薬品医療機器総合機構に報告書を送付する 必要がある。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「15日以内に、郵送で」のところです。

 医薬関係者からの副作用報告は、これといった期限が切られていません。

 参考:適正使用の「医薬関係者の副作用報告」と「企業からの副作用等の報告」の期限のまとめと憶え方

 また、報告は、郵送に限らず、FAXやメールでも可能です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 「正しいもの」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:適正使用情報

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:相談すること‐基礎疾患

 104問:一般用医薬品

 105問:一般用医薬品の製品表示

 106問:適正使用情報

 107問:適正使用情報の活用

 108問:してはいけない‐長期連用しない

 109問:してはいけない‐連用しない

 110問:使用しない‐授乳を避ける

 111問:使用しない‐メトヘモグロビン血症

 112問:相談すること‐次の診断を受けた人

 113問:相談すること‐甲状腺機能障害等

 114問:かぜ薬成分

 115問:安全性情報

 116問:企業からの副作用報告

 117問:副作用等の報告

 118問:救済給付

 119問:塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)

 120問:啓発活動

令和3年度 香川県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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