7問‐香川県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「不適正な使用と有害事象」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

7問‐不適正な使用と有害事象

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の不適正な使用は、概ね、使用する人の誤解や認識不足に起因するものと、医薬 品を本来の目的以外の意図で使用するものに大別することができる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児への使用を避けるべき医薬品を「子供だから大人用のものを半分にして飲ませれ ばよい」として服用させるなど、安易に医薬品を使用する場合には、有害事象につながる 危険性が高い。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 よく出る「誤った薬の常識」です。

 たとえば、「アスピリン」などは、「外国において、ライ症候群の発症との 関連性が示唆されているため」、「15歳未満の小児には使用しない」となっています。

 よって、たとえ、大人の用量の半分にしても、不適切となります。

 参考:使用しない 小児

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「一般用医薬品にも習慣性・依存性がある成分を含んでいるものがあるが、一般用医薬 品による薬物依存は一度形成されても、容易に離脱することができる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「容易に離脱することができる」のところです。

 一般用医薬品による薬物依存でも、離脱は困難です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品一般

 2問:医薬品

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:医薬品の副作用

 6問:免疫とアレルギー(過敏反応)

 7問:不適正な使用と有害事象

 8問:医薬品等の相互作用

 9問:小児等

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:プラセボ効果(偽薬効果)

 13問:医薬品の品質

 14問:一般用医薬品の定義

 15問:セルフメディケーション

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド

 18問:スモン訴訟

 19問:HIV訴訟

 20問:クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)

令和3年度 香川県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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